【銀行、信用金庫内定者必見!】『住宅ローン借換ローラー』という仕事について教えるよ。

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こんにちは。


某金融機関に入社し、なんとか1年耐えることができました。

2年目になり、大きく変わったこととしては、『ノルマ』が課されるようになったことですかね。


とは言っても、私は営業として外を回っているわけではなく、担当は融資窓口でございます。

ノルマが課されても、窓口に別件のお客さん来るし、思うように動けないのが現状でございます。

しかし、保険やらクレジットカード、住宅ローンや法人への融資推進などにノルマが課され、取れていないと上司から『詰め』が入るわけです。


「明日絶対取れ」
「片っ端から電話かけろ」
「外出てこい。取れるまで帰ってくるな」
「取れてないのに休憩なんてとれるわけないよな?」

こんなことを言われ続け、心身に悪い日々を過ごしている私でございます。



↓↓昔の記事ですが、こちらもどうぞ。↓↓

http://jun-antisalary.com/post-327/


日中は延々と窓口にお客さんが来て、終わればその事務処理。


そして夕方には上司からの詰め。電話セールスの強要。


全く楽しさなんてないし、本当に嫌になりますね。。

さて、私は最近、支店の貸出金をを上げるべく、『住宅ローン借換ローラー』というものをやらされるようになりました。


なかなか恐ろしい仕事だったので、紹介したいと思います。


・これから銀行に就職する方
・銀行、信用金庫志望の就活生

は、銀行や信用金庫に入ると少なからずこの『住宅ローン借換ローラー』を経験することがあるかと思うので、どんなことをするのか、知っておくと良いと思います。

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『住宅ローン借換ローラー』とは?

簡単に言うと、『個人宅を一件一件回ってインターホンを押し、住宅ローン借換のセールスをひたすらやり続ける仕事』のことです。

他行で住宅ローンを組んでいるお客さんを訪問し、「うちの住宅ローンに借り換えませんか?」という案内をただやるだけ。


1日に何百件も訪問し、ひたすらインターホンを押し続け、ひたすらチラシを入れていくという、超アナログ労働。

はるか昔からやっていることらしく、支店長も若い頃はやっていたとのこと。


お客さんが興味を持ってくれたら、返済明細表の写しをもらい、借換後の住宅ローン返済額を算出し、今の返済額と比較してお客さんに具体的な話を進めます。

そして借換をすることになったら、住宅ローン契約時に行う各契約手続きが始まります。

ざっくりですが、こんな感じです。

住宅ローン借換ローラーをやる目的

目的としては単純で、『貸出金を増やして利益を伸ばす』ためです。


住宅ローンは比較的大きな融資額になるので1件取れば売り上げに貢献できます。

とは言っても、1件1件飛び込み訪問や電話セールスをしていくという方法をいつまでたっても見直さないあたりに、銀行の古臭さや頭の固さを感じますね。


本当に非効率です。

住宅ローンを借り換えるメリット

金利が低くなる可能性が高い


今、かつてなかったような低金利時代にあります。


もし10年ほど前に住宅ローンを組んだお客さんからすれば、それなりの確率で金利を下げることができるのです。

なので、借り換えることのメリットは確かにあります。

銀行からすれば、金利が低いので、利益はあまり期待できませんが、銀行や信用金庫は、支店ごとに『融資ノルマ』が課せられています。

そのノルマを達成するために、銀行は利益は取れなくとも貸出金を上げる必要があるのです。

だからお客さんには「金利が下がり、総返済額を減らせる」というメリットを話し、借換を促すセールスをしているのです。

借換のデメリット


住宅ローン借換には、諸費用がかかります。

住宅ローンを組んだ際に、登記費用などの費用がかかったかと思いますが、借換した際には新たに抵当権の設定をやり直す必要があります。

なので、住宅ローン借換を検討する方は、登記の申請などの手続きに手間がかかることと、数万〜数十万ほどの費用がかかることは知っておきましょう。

それでも、『金利が低くなることで返済総額としては安くなること』を我々はセールスします。

ローラー活動をする上での心構え

とにかく根性論

日中に家にいる人ってそもそもそんなに多くないので圧倒的に留守、もしくは居留守が多いです。

インターホン越しに出てくれたとしても、だいたい「興味ない」「ローンは完済した」「借り換えたばかり」なんて言って、断られます。


まともに出てくれる人はほんのわずかなんです。

それは支店長はじめ、上司も皆わかっていることであります。

そこで上司から言われることは、


「断られ続けると思うけど、それでもやり続けろ」


ただの根性論です。


①特定の地区を片っ端からインターホンを鳴らし続けます。


②何百件も回ります。


③何回も断られます。


④途中で心が折れそうになったり、感覚が麻痺してきて、だんだんどうでもよくなってきます。


⑤それでもただひたすらインターホンを鳴らし続け、たまに話を聞いてくれる人にセールスをします。



これだけです。

やってみた感想


数千万の借換が成約したからといって、1%未満の金利。


苦労の割に利益は少ないコスパ最悪な労働だと思います。

私は退職することがほぼ決まっているのでなんとなくやっておりますが、いくら数字のためとはいえ、こんなことにやりがいを見い出すことは非常に難しいのではないでしょうか。

1億円もらえても、やりたいとは思えません。



控えめに言って、全然楽しくなかったし、インターホンを押しまくっているうちに、「自分は何をやっているんだろう」という気持ちが芽生え、いつまでも拭えないまま1日を終えました。

銀行、信用金庫に就職を考えている方へ

いかがでしょうか。


『住宅ローン借換ローラー』という仕事をご理解いただけたでしょうか。


数十年前から何一つ変わらない手法で行っているあたり、本当に恐ろしいなと私は感じます。


そこに誰も疑問を持たず、根性論だけでどうにかしようという考えもまた、どうかしてるんじゃないかなと思うわけです。


銀行や信用金庫の風土は体育会系で、このような非効率で泥臭いというか、古臭い手法を美徳とする考え方が未だにあります。


こんなことをいつまでもやっているから、今になって追い詰められているのかもしれませんが。

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金融業界に興味ある方は、このように個人宅を1件1件飛び込みセールスをする機会があること、昔ながらの電話セールスを未だにやり続けていることは知っておくと良いでしょう。

それが嫌なら、他の業界を検討した方が良いと私は思いますよ。

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