1年2ヶ月勤めた信用金庫に、退職を伝えました。
こんにちは。
ご報告があります。
この度、現在勤める信用金庫に、退職を伝えることができました。
ここまで長かった。。
ノルマで詰められ、事務ミスで詰められる日々。
毎日上司の前で立たされて長時間の説教を受ける日々。
やりたくもない住宅ローン借換ローラー。
売りたくもない保険やカードローンをセールスする日々。
やったことのない法人融資案件で、誰からも教えられずに抱え込む事件。
そんな中で、何度も途中で投げだそうとした。
私の中で、「6月のボーナスまでは続ける」という意思があったので、泣きそうになりながら耐えた。
今になってみると、そこに達成感などなく、ただ退職を伝えることができた安堵感だけが残る。
今週に入って、「絶対に退職を宣言する」という強い意思のもとで出社していた。
しかし月曜、火曜と、うまいタイミングが見つけられず、言えないまま2日が過ぎる。
「このままではまずい、勇気を出して言わねば」
という気持ちが日に日に強くなっていき、水曜日。
「体力が残っているうちに退職を切り出してしまおう」と考え、試みたのは朝一で伝えること。
もちろんその日は気まずくなると思っていたが、夕方に行ったところで翌日朝から気まずくなるだろうから同じだ。
ということで朝一で上司の時間をいただき、退職を告げることに。
かなり面倒を見てもらっていた上司だったので、本当に伝えにくかったけど、逆にお世話になっていたからこそ、「最初に伝えよう」と決めていた。
「すいません、相談したいことがあるのですが、少しお時間頂いてよろしいでしょうか。」
「朝一ならどうか」という読みは当たっていて、すぐに時間をいただくことができた。
冒頭からストレートに用件を伝えた。
「いろいろ悩んだのですが、退職することを決めました。」
今まで散々怒られ、こんなことを伝えたらどんな反応をされるかとビクビクしていたけれど、思っていた以上に真摯に話に乗ってくれた。
「次の就職先は決まってるの?」
「それはどんな業界?」
「退職を決意するまでの経緯を教えてくれないかな?」
などなど、怒られるどころか、私の話を聞こうとしてくださる姿勢に感動した。
このあたりは金融業界の人間として、慣れているんだろうなと思った。
私は正直に話した。
「昨年の夏から漠然と退職を考えるようになって、一時期は脱サラを目指していました。」
「転職サイトを見てみると、面白そうな会社もあるもんだと感じて、転職活動を始めました。」
といったことを全て話したと思う。
次の就職先は決まっていたので引き留められることもなく、この後は支店長を交えての面談。
人生の先輩としてのアドバイスをいただきながら、最後には「頑張って」と一言。
正直、その日は1日中気まずさを感じていたが、打ち明けることができて、今までずっしりと乗っかっていた緊張や不安が一気になくなり、かなり心が軽くなった。
この後、退職日までどんなことが待ち構えているかわからないけれど、なんだかんだ職場の人はいい人だなと感じた。
今まで会社があまりにも嫌いで、預金口座からほぼすべてのお金を他行に回し、「辞めたら即解約してやる」くらいの気持ちがあったが、今回の件でそこまでやる気が薄らいでいった。
この日は退職を伝えた解放感か、疲れ切って21時頃には寝てしまっていた。
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