2020年5月以降の株価がどうなるのか、現状を踏まえて考えてみました。

こんにちは。

 

ここ最近、株式相場が暴落局面を抜け、不自然な上昇をみせるというプチバブル的な相場となりました。

 

実は私は2銘柄ほど仕込んでおりまして、現状、割と大きめの含み益を出すことができております。

 

個人的には想定していなかった安値圏で変えたような気がしているので、すこし長めに持ってみようかなと思い、まだ売却する予定はございません。

 

加えてもう1銘柄ほど、かなりの安値で買えた銘柄があったのですが、惜しいことにデイトレで取引を終わらせてしまいました。。

 

この銘柄は最近上昇が著しく、気付いたら高値を更新しているという状況でして、悔しい気持ちも大きいです。

 

買った時は「0になるまで保有する」という強い意気込みで買っていたのですが、不安定な動きの中で意思の弱さが出てしまいました。。

 

もう一度大きな下げが来たら、次こそは狙っていこうと思います。

 

さて、この不安定な相場の真っ只中でございますが、今回は「ここ最近でなせ株価が大きく反発したのか」と、「今後の株価の株価の予想」を自分なりに考えてみたいと思います。

 

なぜ株価が反発したのか?

3月の大暴落で一時は日経平均16,000円を割り込むのではないかという水準まで下落しましたが、一転、最近は20,000円まで戻しそうな勢いで急反発する日が続きました。

 

この反発の要因ですが、日々の終値だけ見るよりも、分足をチェックした方が見えてくると思います。

 

日銀の大量ETF買い

最も大きな理由はこれだと思います。

 

政府は金融政策として、「12兆円規模のETF買いを進める」と発表しました。

 

アメリカではサーキットブレーカーが連日発動しておりましたから、日本も株価の暴落により市場が混乱するのを避けるための緊急措置と見られます。

 

これだけ大規模な買いが入ると、個人投資家はもちろん、機関投資家などの大口も勝てません。

 

最近よくあった動きとして、日銀が介入していない前場に日経平均が大きく下げ、後場になると日銀の買いが入り、急反発する、と言う動きです。

 

このような動きが連日続き、多くの短期トレーダーの方は戸惑ったのではないでしょうか。

 

かなり不自然な動きをしていたので、短期で相場についていくのはかなり困難だったと思います。

 

このように、日銀の大量の買いが入ったことで、企業の実態に伴わない株価の上昇が起こり、ちょっとしたバブル相場がやってきたわけです。

 

今後の株価の動向について

※これはあくまで個人的な予想なので、あまりあてにせずに読んでいただけたらと思います。

 

二番底は意識しておきたい

私の個人的な予想としては、「もう一段下まで下げるのではないか」と考えております。

 

日銀買いによる過度な株価上昇

1つは、日銀の買いが入った現状の株価水準は実態に伴っていないと見ているからです。

 

これから少しずつ、失業率やGDPなどの指標、そして各企業の決算発表により、実体経済への影響が可視化されていくでしょう。

 

これだけ経済活動が停滞し、長期化してしまえば最悪の場合、どこかの大手企業が倒産し、連鎖的なショックが起こることも考えられます。

 

また、「2021年に延期する」とした東京オリンピックが、「本当に来年開催できるのか」というのも焦点になってくると思います。

 

これだけ懸念材料が多い中で、株価の上値余地は限定的で、下値予知の方が大きいのではないかと見ております。

 

原油価格の下落

もう1つ挙げるとすると、原油価格です。

 

現在、経済活動停滞による需要減から、かなり原油安が進んでおります。

 

原油安により、自動車産業や商社などには直接的な影響があると見ております。

 

さらに、昨今の外出自粛ムードの中で、ガソリンが安くなるにもかかわらず、需要が上がらないと言うのが追い討ちをかけているのではないでしょうか。

 

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先行き不透明なので、徹底的なリスク管理を。

ここ数週間の株価は反発局面にありましたが、実態はかなりの逆風であることに変わりありません。

 

このような現状であることを意識しておく必要があります。

 

そして原油安はさらに進んでいること、そして安くなっているにも関わらず、需要が伸びないことから、更なる株価下落を私は予想します。

 

確かに「暴落は買いのチャンス」ではありますが、しっかり底を見極めないと、下手すれば一撃で痛い目に遭ってしまうので注意しましょう。

 

先日、株価の暴落を受けて証券口座の開設数が増加したとのニュースがありました。

 

逆張りはうまくいけば大きく勝つことができますが、個人的には上級者向けのテクニックだと考えているので、これから株を始めようと考えている方は、くれぐれも安易な逆張りをせずに長く相場に生き残ることを優先して気をつけていただきたいと思います。

 

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。