【仮想通貨で大損】ビットコインでボーナス1回分を失った話。
- 2020.05.21
- 投資関連
こんにちは。
最近は、世の中の流れ的にも、周囲で株式投資などの資産運用を周囲でやっている方も増えてきているのではないかと感じております。
国の方針としても、NISAなどの優遇制度により、若年層の投資も推進していくような動きが始まって数年が経ちましたね。
私自身、大学時代に投資に興味を持ち、少しずつですが主にトレードをメインに取引を続けております。
そんな私が、過去にトレードの知識もなく仮想通貨取引を始めた結果、ボーナス1回分(3ヶ月分)を失った話をしたいと思います。
・各指数の上昇局面で買うべきなのか?
・これから投資を始めようか迷っている
ような方に、少しでも参考になればと思います。
なぜ私が仮想通貨をやろうと思ったか
まず、なぜ私がビットコインを代表とする仮想通貨取引を始めたかについてお話ししていきます。
「当時勤めていた会社をとにかく辞めたかった」
結論としてはこれだけです。
当時、私は社会人1年目で、一人暮らしをしていたところ、銀行口座にある預金残高が8万円ほど(1年目の6月に支給される寸志程度のボーナス)しかありませんでした。
にも関わらず、入社3ヶ月ほどで会社に嫌気が差してしまい、辞めたくて仕方がありませんでした。
自分の中で退職することは既に決めていたものの、いかんせんお金がない、と言うような状況の中、「どうにか12月のボーナスまで耐えて仮想通貨で1発当ててやろう」的な発想を持っていたのです。
実は仮想通貨自体には2016年ごろから目をつけていたのですが、私が就職したのは2017年。
さらにボーナスがもらえたのは実質2017年12月。
金銭的に仮想通貨を買う余裕はありませんでした。
結局、私が初めてビットコインを買ったのは、バブルが起きた頃だったのです。
当時1BTC=90万円くらいでしたかね。
ボーナスが支給されてすぐに、とりあえず5万円ほど、ビットコインを買ってみたのが始まりです。
最初の1ヶ月はバブル真っ只中で、放っておけば儲かる状態
とりあえず5万円分を仮想通貨に注ぎ込んだのですが、5万円が数日で9万円に増えるという状態でした。
当時、まともに投資やトレードをしたことのなかった私は
「もっと買っておけばよかった」
とか考え始めたり、仮想通貨に対して前向きな情報ばかり鵜呑みにしてしまうという、典型的な素人丸出し状態になりました。
そして、「このチャンスを逃すまい」と、さらに20万ほどを口座に注ぎ込み、価格が下がったら買い増すという、いわゆるナンピン買いをひたすら続けました。
コインチェックの事件から、仮想通過価格が悉く暴落
2018年になっても仮想通貨の高騰は止まらず、参入者がどんどん増えていき、「何故かわからないけど高騰し続けている」という、典型的なバブル相場となっておりました。
そして、2018年1月下旬ごろでしょうか。
コインチェックのNEM流出事件が発生し、これを機に仮想通貨価格の暴落が始まりました。
【参考記事:Coincheck (コインチェック) NEM流出事件 まとめ】
幸いにも私が保有していた仮想通貨は被害に合わなかったのですが、仮想通貨が軒並み暴落。
一時、ビットコインの最高値は240万円ほどでしたが、100万円を割れ、一時は40万円にまで暴落するという低迷相場となりました。
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私の損失はどのくらいだったか
私は1年目の冬のボーナスが手取りで38万くらいだったのですが、そのうちの28万円ほどを仮想通貨のナンピン買いと積み立てに注ぎ込みました。
平均取得単価は120万円くらいか、それ以上になっていたかと思います。
一番酷かった頃で、2019年頃に1BTC=40万円あたりをつけた頃は28万円が10万円を切っていましたね。
当時はほとんど諦めモードだったので、放置していましたが。
そして2019年6月頃に一瞬、1BTC=140万近くまで急反発した時があったので、そこで半分ほど決済。
その後、それ以上の反発が見られなかったので、2019年夏あたりにほぼ全てを売却しました。
初心者で、資金の管理がほとんどできていなかったため、はっきりと損失額を覚えていないのですが、少なくとも10万円は失ったような気がします。
情報に踊らされて投資を始めることがあまり良いことではないことを学ぶ意味では、良い経験だったかなと思います。
これから投資を始める方に伝えたいこと
価格の急騰に安易に飛びつかないこと
価格が短期間で急騰している際は、需給の関係で、どこかのタイミングで急落することを認識しておくと良いでしょう。
バブルはずっとは続きません。
直近の例では、マスクの価格が高騰していましたね。
明らかに割高であるのがわかっていながらもマスクを買っていた方はたくさんいたかと思います。
あれも一種のバブルです。原理は同じだと思います。
高騰するマスクを求め、明らかな高値で買い占めてしまったような方は、今後、投資などの運用をする時に気をつけたほうが良いかと思います。
ナンピン買いは安易な気持ちで行わないこと
よく資産運用系の某ブロガーは、「下がったら買い増し」とか、「長期で積み立てでほったらかし」みたいなことを言っていたりしますが、これらの手法は、悪く言えばナンピン買いです。
投資経験があまりない方にとって、ナンピン買いはリスクが大きいです。
と言うのも、底値を当てることは容易ではなく、むしろ上級者向けのテクニックとも言えるからです。
初心者が「急落したから買い」と、安易に買い増しをしてしまうと、さらなる急落で含み損が倍のペースで膨れる可能性があります。
いくら長期目線で投資を始めたとしても、初心者は短期的な値動きに一喜一憂しがちなもので、ナンピン買いによる含み損が大きくなった場合、精神的に耐えられなくなることも十分にありえます。
また、最悪の場合、過去最安値を付け、売るに売れなくなる「塩漬け」にもなりかねません。
底値で買いたいのであれば、今持っている含み損は一度決済して、次のタイミングを待ったほうが良いでしょう。
情報は自分の目で確かめ、自分の意思で判断しよう
今の時代、様々なツールが発達し、気軽にたくさんの情報を得ることができます。
しかし、デマ情報なども多く存在することは知っておきましょう。
特に金融商品を取引する場合、ネット上の煽りや、大して知識がないのに資産運用系の情報を発信している方が多くいます。
さらに初心者の場合、金融商品のポジションを持つと、自分にとって都合の良い情報ばかりを集めようとしてしまうのです。
それらの情報を鵜呑みにしてしまうと、金融商品の場合は、ダメージをダイレクトに受けることになります。
悪く言えばカモにされているとも言えます。
しかし発信者に文句を言っても仕方がありません。
投資は自己責任です。
まずは信憑性の高い情報をキャッチし、自分で判断する力を持つ力を付けましょう。
最後に
いかがでしょうか。
私の経験が、これから投資を始めようとしている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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