会社に染まってはいけない。価値観の古い上司は見下せ。

2017年現在、会社には
いわゆるバブル世代の方が多く
上にいるのではないだろうか。

 

若い人が多い会社が
増えてきている事実はあるが、
歴史の古い会社にはおそらく
上司や何かしらの役職に
バブル世代の方がいると思う。

 

基本的に、バブル世代と
我々の世代は物事の考え方が
全く異なり、一緒に仕事をして
機能するはずがないのである。

 

その理由を述べたいと思う。

 

バブル世代の人たちが
求めているもの。

 

それは「安定」とか「家族の幸せ」である。

 

男は毎日会社で働いて
女は夫のサポートに徹し、
毎月同じ日に入る給料でやりくりし、
休日は子供の時間を過ごす。

 

家族のためであれば
自分の時間なんて平気で売るし、
毎日朝から晩まで会社で
あくせく働くことに
自分の時間がまるでない状況に
誰も不満を抱かない時代。

 

終身雇用の意識が強く、
「会社をやめてしまえば
人生の終わり」
と言っても
過言ではないような
価値観を持っていたと思う。

 

だからどんなに嫌なことがあっても
「生活のためにそれに耐えるのが当たり前」
という考え方である。

 

このような
一つのある意味「常識」が
形成され、今もなお根強い。

 

なぜ古い価値観は無くならないのか。

 

今もこのような文化が
残り続けているのは、
バブル世代の方が現役として
上にいるというのはもちろんある。

 

加えて、我々がそのような親の姿を
小さい頃から見てきた
ことも大きい。

 

父は朝早く出かけ、
夜遅くに帰ってくるのが当たり前で、
母は子供の面倒を見ながら家事をこなし、
父の帰りを待ってご飯を作っているといったものだ。

 

当然、外の世界を知らない子供たちは
「大人とはそういうものだ」と思い込む。

 

このような経緯で
固定観念が植えつけられていくのではないかと思う。

 

だから我々の世代においても
サラリーマンとして働くことは
1つのステータス的なところがあり、
就職しないと変な目で見られることもある。

 

我々の世代が求めるもの。

 

我々の世代はバブル世代とは
対照的である。

 

我々の世代の多くが求めているものは
「自分の時間」である。

 

会社に毎日行って朝から晩まで働いて
帰って寝て起きてまた出社…
という日々に、何も価値を感じないのだ。

 

それよりも自分の時間を確保したいのであって、
「残業代はいらないから早く帰りたい」とか、
「給料安くて良いから週休3日欲しい」とか
そういった考えを持っている。

 

このような全く別の世代が
同じ空間に毎日いるとどうなるか。

 

当然、摩擦が起こる。

 

上司は昔の価値観を大事にし、
「どんなに嫌でも会社は辞めたら人生の終わり」
という圧力を利用し、
新人に嫌な仕事を平気で押しつけたり、
昔ならではの飲み会での芸や
休日のゴルフの接待なんかに誘われ、
人の時間を平気で奪おうとする。

 

それとは反対に、
若い世代は一つの会社で勤め上げようという
意識は非常に低くなってきている。

 

「40年も同じ場所で束縛され、
働き続けるなんてどうかしている」と思っているし、
嫌であれば会社を辞めるという選択も取る。

 

毎日嫌な思いをしてでも定期的な収入を得ることよりも
『自分の時間をいかに過ごせるか』
ということに比重が傾いてきているのである。

 

それもそうだろう。
これだけ社会がグローバルになり、
ネットでも世界中の人とつながることができる時代。

 

どんなに自由の身であっても
堪能しきれないくらいに世界が
広くなっている。

 

「一つの会社という狭い組織に居続けるのは
不幸なことだ」
と考えているのが
我々の世代である。

 

昔の世代の人とは
根本的に分かり合えてないのだ。

 

にもかかわらず
毎日同じ空間で同じ人と
一緒に1日の大半を
過ごさなくてはならないのは、
必ずどちらか一方が苦しむ。

 

それは部下である我々の世代なのだ。

 

どんなに我々が
新しい価値観を持っていて、
組織全体を変えていきたいと思っても、
古くから続く風習というのは
自分一人では変えられない。

 

結果的に嫌われるだけであり、
下手すれば会社にいられなくなるのがオチだ。

 

だから我々の世代は不満を抱きながらも
組織の古い文化に適応するよう努力する人が多い。

 

結果的に会社の古臭い価値観が
継承され、行きたくもない飲み会や
ゴルフに付き合わされるのが当たり前と
言わんばかりの人生を送ることとなるのである。

 

そしてすぐにはこのような風習は無くならないのである。

 

↓↓以下の記事についても読んでいただきたい。↓↓

世代の違う人とは基本的に合わないと考える。

 

会社にいる限り
自分の時間を生きることは困難である。

 

自分一人で会社は変えられない。

 

だったら会社を辞めて
自分がやりたいことを始める方が
手っ取り早い。

 

「会社を辞めたら人生終わり」
という昭和の価値観を押し付けられても
そこで屈してはいけない。

 

「こいつ思考回路が停止しちゃってるよ」
くらいに上司に対して思っておいた方が
何かと楽だし、その反骨心
自分のやりたいことを始める原動力になると思う。

 

会社のいいなりになって
古い価値観に侵されてしまっては
自分の人生を生きることはできない。

 

常に会社に反骨心を持つこと
大事である。