親が子供に『サンタはいない』と伝えるタイミングはいつ?私がサンタを小6まで信じていた話。

こんにちは。いねだです。

 

今日はクリスマスイブ。

 

世の中のカップルたちは2人でロマンチックなスポットへデートに行き、おしゃれなディナーを楽しんだり、家族持ちの方は家でクリスマスパーティー、子供へのプレゼントを用意したりしているのではないだろうか。

 

私も最近は彼女と2人で遊んだりしているが、かつて子供の頃は、サンタからのプレゼントを楽しみにしている一人であった。

 


ところで、あなたは何歳までサンタの存在を信じていただろうか。

 

おそらく、小学校低学年、早い人は幼稚園とか、もっと幼い頃から事実を知らされていた人も多いかと思う。

 

私は、長いことサンタの存在を信じていた。

 


いつまで信じていたかというと、小6のクリスマスまで。

 


実に12年もの間、サンタの存在を疑いもせず、「どうやって一晩で世界を回っているのだろう」と想像をしていたのである。

 

その中で、年を重ねるごとに、当然疑いたくなるようなこともあった。

 

自分が望んでいたプレゼントに、トイザらスのシールが貼ってあったり、親が何度もサンタに何をもらいたいのか聞いてくることなど。

 


しかしサンタの存在を疑うと、プレゼントがもらえなくなるのではないかという思いも持っていたため、嫌でも疑わないようにしていたのだ。

 


子供が『サンタはいない』という事実に気がつくには何かしらのきっかけがあるかと思う。

 

今回は、私がこの事実を知ったきっかけについて書いていきたい。

 

私が小6で『サンタはいない』と知ったきっかけ

小5までは、望んでいたものがあまり高価ではなかったため、言えば望み通りのプレゼントが届いていた。

 

例えば、小4の時はマンチェスターユナイテッドのユニフォーム。

 

 

小5の時はPS2の『太鼓の達人』のタタコンセット。

 

 


年齢が上がるにつれ、少しずつ欲しいものが高価になり、小6の頃に欲しかったものは、当時発売した直後であった、初期のPSP

 

 

そして、PSP本体だけでもプレイができないため、ソフトを1つ。

 

確か『サルゲッチュ』あたりのソフトだったと思う。

 

 

私はどうしても欲しかったため、迷わず例年通り、両親に何が欲しいか聞かれた時に、「PSPが欲しい」と告げていた。

 

ところがクリスマス直前になって、両親から、「サンタさんはPSPは無理だって」と言われた。

 

私は「サンタに無理なものなんてあるはずがない」と両親に反論。

 

ちょっとした口論になった。

 

両親は「無理」の一点張り。

 

私は無理と言われても、PSP以外の欲しいものなんて考えていなかったため、毎日のように両親にしつこく説得していた。

 

すると両親も疲れたのか、「サンタなんていないんだよ」と、衝撃の事実を告げられた。

 

私はこの事実をすぐには受け入れられずに、言葉が出なかった。

 

私「じゃあ、今までのプレゼントもサンタじないってこと?」

親「そうだよ」

 

「今まで騙されていたのか」という思いは特に湧かなかった。

 

それよりも、12年もの間、子供の夢を壊さないために、何も言わずにプレゼントを買い続けていたことに対して、率直に「すごいな」と感じた。

 

両親がお金と時間をかけて買ってきて、それを子供に見つからないようにクリスマスまで保管して、当日は子供が寝るまで起きて、ベッドの近くにそっと置いていく。

 

子供はサンタに感謝をし、まさか両親が関わっているとは思わないため、両親に「ありがとう」なんて言わない。

 

私の家は3人兄弟であり、好きなものを何でも買ってもらえる環境ではなかったので、サンタの存在は偉大だと思っていたのだが、それが両親からのプレゼントだと知って、何も考えずに「PSPとソフト1つが欲しい」なんて言って、申し訳ない気持ちになった。

 

そして私はPSPは断念して、他のプレゼントをもらったわけだが、何をもらったか思い出せないでいる。

 

『サンタはいない』という事実をいつ伝えるべきか


子供の年齢が上がるにつれて、欲しいものが高価になってくるのは当然の流れかと思う。

 


両親の立場からすれば、いつ「サンタは実在しない」と伝えるかが重要だ。

 

結果的に、私は『サンタはいない』と知らされたのが小6で、それまでは完全に信じきっていた。

 

周りと比べればかなり遅い方だと思う。

 

逆に言えば、『サンタがいない』という事実を、小学生の時に知れてよかったと思う。

 

中学生までこの事実を知らされずに行くと、子供のプレゼントはさらに高価なものとなり、加えて、中学生は反抗期を迎える時期でもある。

 


子供が中学生になってから、『サンタはいない』と打ち明けると、さらなるトラブルを招きかねない。

 

子供が小学校低学年の時に、わざわざ「サンタはいないよ」という必要はないかと思うが、中学生になるまでこの事実を知らないことは、子供と両親、お互いにとって良くないことだと思う。

 


だから、子供がある程度自我が芽生え始める小学校高学年くらいで、両親の負担が大きいプレゼントを望んできたら事実を伝えるのが良いのではないだろうか。