社会人1年目の一人暮らしについて。バイトと変わらない生活水準になります。

こんにちは。

いねだ(@antisalary)です。

 

今回は社会人1年目の
生活について書きたいと思う。

 

社会人として、一人暮らし、
特に『家賃補助のない会社に
努めようとしている方』

ぜひ読んでいただきたい。

 

就職前の社会人への期待。

あなたは就職する直前、
社会人になることについて
どう考えているだろうか。

 


・平日は美味しいランチを食べに行くこと

・休日は友人とアウトドアで楽しむこと

 

など、学生時代には行けなかった店に
行ける期待を持っていないだろうか。

 

社会人になると給与がもらえるので
期待を膨らむのはよく分かる。

 

私もそうであった。

 

就職する前って、
新たな環境に身を置く不安も大きいけれど、
土日休みの会社であれば休日は自由に使えるし、
「土日に何しようか」とか
「何買おうか」と考えて
ワクワクする部分もあると思う。

 

確かに実家暮らしであれば何の問題もない。

 

ほぼ期待に近い社会人生活が送れるのではないだろうか。

 

独身であればお金の使い方の自由度は
非常に高いと思うので
行ってみたいおしゃれな店に毎週行ってみたり、
買いたい服を毎週買うようなことができると思う。

 

しかし、一人暮らし、その中でも
家賃補助が充実していない場合、
1年目の給与ではかなりの苦戦を
強いられることとなる。

 

正直、
学生時代と変わらないか、
それ以下の生活水準になることを
覚悟したほうが良い。

 

その理由について説明したい。

 

1年目の手取り額と一人暮らしの生活費について。

1年目社会人の給与がおよそ20万、
税金等差し引いた手取りで16万くらいだろう。

 

実家暮らしであれば
手取りのほとんどを好きに使えると思う。

 

ただし一人暮らしの場合、
給与が入ってすぐに
家賃、光熱費が引き落とされる。

 

東京近郊で家賃6万と仮定。

光熱費およそ5000円。

スマホは人それぞれだが、
格安SIMでなければ
6000円くらいだろうか。

 

この時点で
およそ7万円が落とされるのだ。

 

一瞬にして所持金は9万円ほどに。

 

そして、実家であれば家で
最低限の飯は食べられるだろうが、
一人暮らしの社会人にそんなものはない。

 


生きるために食費をかけていかなければならない。

 

自炊したり、インスタントで済ましたり、
時々外食したり。

 

疲れて自炊できなかったり、
時には気分転換に食べたいもの食べに行く。

 

多少頑張っても3〜4万ほどかかる。

 


これだけで12〜13万ほどかかるのである。

 

そんなわけで、好きに使えるお金は
4〜5万前後になるのである。

 

そこから日用品を買ったり、
会社の飲み会に
参加しなければならなかったり。

 


最終的に、好きに使える金は
ほとんど残らないのだ。

 

学生よりも経済的に不自由??

学生時代、バイトしていた人は多いと思うが、
そこまでがっつり働かなくても
月5万円くらい。

 

がっつり働いていた人は
月15万くらいは稼いでいたのではないだろうか。

 

そして学生の間は親がある程度は負担してくれることが多いので
バイト代は割と好きなことに使えたと思う。

 

学生で手取り15万あれば
大抵のことはできたが、
家賃補助のない社会人の場合、
そうはいかない。

 

基本的に親の援助はないと考え、
何かあったときのために
少し金を残しておく必要がある。

 

つまり、
学生の時以上に
節約に気をつかわなければならない。

 

労働の対価はバイト以下??

バイトと比べて
時間的にも精神的にも束縛され
神経をすり減らしながらも、
給与の実感としてはバイトとほぼ変わらない。

 


社会人一人暮らしの場合は
最低限の生活しか保障されないのである。

 

好きなものなどまず買えないと思ったほうがいい。

 

買えて月に1〜2個くらいか。

 

サラリーマンよりフリーターの方が幸せ??

今の仕事が好きでやっている人は
いいのかもわからないけれど、
平日のほとんどの時間を奪われ、
嫌なことを毎日我慢した対価としては
アルバイトよりも低いのではないだろうか。

 

フリーターとして生きれば
休みたい時は休んで音楽とかイベントとか
参加したい時に融通きくし、
月20万弱は稼げると思う。

 

若いうちはフリーターであることの
デメリットはほとんどないんじゃないかな。

 

そういう意味では
フリーターは心身ともに比較的自由だし、
サラリーマンよりも堂々として良いと思うのです。

 

大学卒業して就職という謎のレールがあるが、
サラリーマンとして日々苦しい生活を
強いられるという選択が
果たして正しいのか。

 

甚だ疑問である。

 

最後に


新社会人を一人暮らしで迎える場合、
生活水準はとんでもなく低くなる。

 

給料日だからといって
ワクワクすることもあまりなくなると思う。

 


会社の昇給も地道なもので
何年も待つのは時間の無駄だ。

 

サラリーマンとしての大きな希望は捨て、
あまり会社に依存せずに生きていくことが
人生を有意義なものにするためには大事だと思う。