初心者必見!ベースプリアンプの定番中の定番2つ!

私は音楽が1つの趣味であり、
学生時代はバンド活動にのめり込んでいた経緯がある。

 

今回はベース初心者向けに
記事を書きたいと思う。

 

ベース初心者としてバンドをやる中で、
音作りに悩むことはないだろうか。

 

私は大学に入って初めてベースを触り、
音作りにはだいぶ悩まされた。

 

ベース単体で聴くといい音だと思っても
バンドに入ると埋もれてしまったり、
ローが回って他の楽器を潰してしまったり。

 

録音を聴いてみたら
ベースは何を弾いているのか
わからないような音を出してしまったり。

 

いろいろ経験したことを自負している。

 

経験を積んでいる人からしたら
何のメリットもない記事だと思うので
閉じてしまって良い。

 

今回はベース初心者向けに
持っておいて損はない
プリアンプを教えたい。

 


 

プリアンプとは?

かなり噛み砕いて説明しよう。

 

そもそもプリアンプとは何かというと、

 

スタジオに入ったことがある人なら
1度は見たであろう。

 

アンプのスピーカー(キャビネット)の上に
つまみをいじる機械が乗っかっていると思う。

 

それをコンパクトにし、持ち運べて
足元でいじれますよ、というもの。

 

ギターの場合、どこに行っても
大抵同じアンプが一式あることが多いのだけれども、
ベースの場合、行く場所によって
全然違うアンプに出会い、
スイッチすらどこにあるかわからない時さえある。

 

そして音もアンプによって大きく変わるので
出したい音が出たり出なかったりして
非常に苦労する。

 

このような悩みが
プリアンプ1台で
解決できるのである。

プリアンプのメリット

・持ち運ぶことで、どのアンプでも
ある程度は同じような音が出せる。

・安い楽器でもそれなりの音が
出せるようになるのでごまかせる。

 

こんなところだろうか。

「このベース安いからこんな音しか出ない」

なんて言い訳はやめよう。

 

楽器を買い換えるよりも
圧倒的に低いコストで
音を変えることができる。

 

だから1つは持っておくと良い。

 

ここで、特に代表的な
プリアンプ2つを紹介したい。

 

①TECH21 サンズアンプ SansAmp BASS DRIVER DI

ド定番です。通称『サンズ』

使っている人はプロでも初心者でも
非常に多いと思う。

 

メリット

・図太い低音とジャリっとしたアタックの
サンズにしか出せないドンシャリサウンドが得られる。

 

・ファズ寄りの歪みが付いているので
歪みとしても使うことができる。

 

デメリット

・どの楽器につないでも同じ音になるため、
楽器本体の個性が出にくい、クセが強い。

「この人サンズ使ってるなー」というのが
聴くだけでわかるくらい特徴的な音である。

 

・ミドルがないため、抜けが悪くなる

ベース単体で聴くとカッコいい音が出るのだが、
バンドに入ると音に芯がなく、抜けはあまり良くない。

 

サンズでドライブ感あるズンバキサウンドを目指そう

デメリットもあるが、ロック系のジャンルなら
ずっしりとした重低音と歪みも加えることができて
存在感は大いに発揮できるだろう。

 

初心者で使い方がよくわからなければ、
つまみを全部12時にしてみると良い。

それだけでも十分なドンシャリサウンドが得られる。

 

②MXR M80 BASS D.I.+

こちらもサンズと並ぶ定番中の定番。

 

サンズと比べた時の違い

・ミドルが付いているため、
サンズと比べると若干
音作りの幅が広い。

・ドンシャリではあるものの、
ミドルがある分、
サンズと比べると芯のある音。

・オーバードライブ系の
乾いた歪みが搭載されている。

 

デメリット

・クセがサンズ以上に強い、ドンシャリっぽいサウンド

サンズはBLENDというつまみで
サンズの要素と楽器本体の音の割合を
設定できるのだが、MXRには
COLORというつまみがあり、
それを押すか押さないかという極端なものである。

 

COLORボタンを押すとMXR100%で、
どのベース使っても全く同じ音になる。

 

COLORボタンを押さなければ、
プリアンプを繋がなくとも
音に大きな変化はない。

 

・歪みの音痩せ

オーバードライブ系の乾いた歪みが
搭載されているのだが、
歪ませると低音が削れ、
バンドの中では埋もれがちである。
常に歪ませるのはオススメしない。

 

ソロとか、目立ちたいところで
飛び道具的に使うのが良い。

 

最後に

この2つのプリアンプは
非常に多くのプレイヤーが使用しており、
凡庸性は非常に高いと言える。

 

しかし、音のクセが強く、
飽きてしまったり、自分の音で勝負したい
という人は使わなくて良いかもしれない。

 

それでも、持っておいて損はないし、
特にコピーバンドをやる人は
どこかで使う機会が必ずあると思う。

 

というのも本人が使っている場合、
本人に限りなく近い音が出せるからだ。

 

特に初心者の人は、
エフェクターに下手に手を出すよりも
これらのプリアンプを持った方が
使い勝手が良いし、
ブリブリサウンドを出すことも容易である。

 

実際に試奏してみて、
どちらか気に入った方1つで良いから
持っておくことをお勧めする。