『物事に追われる日々』ではなく、『物事を追う日々』を過ごそう。

 
こんにちは。

 

いねだ(@antisalary)です。

 

9月も月末になりましたね。

 

上期の締めということで、
大変だった人も多いのではないだろうか。

 

我々サラリーマンは、
日々物事に追われている。

 

・納期に追われる人
・ノルマに追われる人
・大量の事務作業に追われる人

 

様々な形で
物事に追われながら
仕事をしているのである。

 

それも当然のことである。

 

いくつかの競合が存在する中で、
客の立場からすれば、
確実に納期に間に合う方を選ぶだろうし、
作業が速い方を選ぶことが多いだろう。

 

作業が遅くても許されるのは
公務員くらいだ。

 

そして、社内では、
ノルマを達成できる人ほど
評価されるため、
みんな悪戦苦闘しているのである。

 

ところが、
追われる立場になってしまうと、
ゴールは永久的にない。

 


サラリーマンが最も恐れる「クビ」から、
あなたは逃げ続けているのである。

 

よって、
最後まで『逃げ腰の人生』
歩むこととなる。

 


・あなたはゴールの見えない仕事に
やりがいを感じられるだろうか。

 

・あなたは逃げ腰の人生に
生きがいを感じるだろうか。

 

今回はこれらのことについて
問いかけたいと思う。

 

物事に『追われる立場』と『追う立場』

①あなたは会社に支配されていることに気づくべき。

 

会社に属するということは
会社に支配されることである。

 

時間に縛られ、
関わりたくない客に縛られ、
上司の目線に縛られる日々。

 

会社のシステムは、

 

『あなたが大人しく会社に支配され、
あなたの膨大な時間を奪う代わりに
対価として給料を払う』

 

といったものだ。

 


あらゆる場面で人を縛り付けることによって、
従業員を支配しているのが会社の本質である。

 

おそらく、ほとんどの人はこんな日々に
幸福感はないと思う。

 

少なくとも私は、
支配されて幸せだという人に
出会ったことがないし、
そんな話を聞いたこともない。

 


あなたは会社に支配され、
会社の目標のため、降ってくる仕事に
ひたすら追われている立場であることに
気づくべきである。

 

②『物事を追う』とは

 

私が考える『物事を追うこと』とは、

『やりたいこと、ワクワクすることを
どれだけ見つけて、取り組むことができるか』

だと思う。

 

堀江隆文さんの『多動力』には、
「1日24時間をワクワクだけで埋め尽くそう」
と書いてある。

 

1日やりたいことだけでフル稼働しても、
「あれもやりたいこれもやりたい」
となるくらい、疲れなど気にならず、
物事に没頭することだと私は考える。

 

物事を追う立場になると、
24時間では足りなくなる。

 

「明日はこれとこれとこれをやりたい」と心に決め、
おのずと早起きになる。

 

次々とやりたいことがあるため、
それをやり遂げるために
1日フル稼働が可能になるのだ。

 

・自然と早起きになってやりたいこと
・思わず身体が動いてしまうこと
・飯を食うことも忘れて没頭してしまうこと

 

このようなことを見つけ、
すべてに取り組むことができるようになると、
あなたは物事を追う立場であると言える。

 

堀江貴文さんの『多動力 (NewsPicks Book)』を読んでみると良い。

 

非常に参考になるのでオススメだ。

 

 

③サラリーマンは基本、追われる立場。

 

私が知る限りでは、
サラリーマンの多くが
『やりたいことの1つ』すら
見つけられていないように感じる。

 

仕事に追われ、
やりたいことを見つける時間も
ないのだろう。

 


サラリーマンとして
物事に追われている人間は
受け身になっている。

 

生きている時間のほとんどを、
会社が掲げる目標や、上司の指示、
そして傲慢な客の対応に支配され、
それを完遂することに
日々苦戦しているのだ。

 

待っているお客さんを最優先に
こなす仕事や、

「この仕事を◯◯日までにやれ」
「融資ノルマ◯◯億円」
「投信◯◯件◯◯百万円」

といった納期やノルマに支配されている。

 

時間を追う側の人間は
「あれもやりたいこれもやりたい」
という意識に対して、
時間に追われた人は、
「あれもやんなきゃこれもやんなきゃ」
という状態に陥っているのである。

 

ワクワクすることなど
ほとんどないため、
朝起きるのが憂鬱であったり、
やりたいことなど考えていないが、
「できることなら休みたい」
と思うようになる。

 


会社で降ってくる仕事を
受けたくないのだ。

 

もしあなたがこのような状態に陥っていれば、
あなたは会社から降ってくる業務に追われた
受け身の姿勢になっていると言える。

 

④物事を追う人間になるために必要なこと

 

それは、
『自分から行動すること』である。

 


追うということは、
『自分から見つけていくこと』、
誰の指示もなく、
『自分から取り組んでいくこと』だ。

 

物事を追う立場になる場合、
サラリーマンのような受け身の姿勢では、
面倒な仕事だろうとチャンスだろうと、
何も降ってこないし巡ってこない。

 

ワクワクすることを見つけるために、
まず、動き出さないことには
何も見つけることができない。

 

また、見つけても実際に物事を始めないと
追う立場にはなれない。

 

だから、物事を追う立場になるためには、
やりたいことを見つけること、
そして、自ら動き始めることが求められる。

 

⑤物事を追うことは、リスクを伴う。

 

物事を追う立場になると、
あなたが行動しない限り、
周囲は手助けしてくれない。

 

会社のように、
結果が出なくとも最低限の保証もない。

 

つまり、
あなた自身の責任が大きくなるのである。

 

サラリーマンであれば、
ワクワクすることがなくとも、
何も楽しみがなくとも、
つまらない仕事がどんどん降ってくる。

 

そのつまらない仕事を、
時間を犠牲にしてこなしていれば、
やる気がなくとも給料がもらえる。

 

しかし、追う立場になると、
あなたが動き出さないと
仕事そのものが生まれないし、
給料も発生しなくなる。

 

物事に追われることをやめ、
支配から逃れるということには
当然、このようなリスクが伴うものだ。

 

⑥あなた自身の価値を生み出そう。

 

物事を追う立場になるためには、
あなた自身の価値を作るべきだ。

 

多くのサラリーマンがなぜ嫌々
会社に支配されながらも我慢しているか。

 

それは、
自分で価値を生み出せていないからである。

 


会社の価値を利用する代わりに
会社に支配されるという条件を
引き受けているのである。

 

だから、基本的にサラリーマンは
「会社のいうことは絶対だ」
という認識を持っており、
興味のない部署に配置されたり、
行きたくもない地域への転勤にも
応じなければならない。

 


断ってしまえば、
サラリーマンには「クビ」という2文字がよぎる。

 

つまり、
「クビ」から逃げるように
会社の言うことは引き受けなければならない。

 


サラリーマンは常に
「クビ」の脅威に追われて生きているのだ。

 

あなた自身の価値を生むことができれば、
会社の価値を利用する必要もないし、
会社に無駄な時間を捧げる必要もない。

 

結果としてあなたは
物事を追う時間を持つことが
できるようになるのだ。

 

物事を追うほどやりたいことがなくて、
追うことができないとしても、
物事に追われる立場であってはならない
と私は考える。

 


物事に追われていると、
物事を追う立場からは
どんどん遠ざかっていく。

 

会社の言うことを何でも聞いていると、
あなたの自由や時間はどんどん奪われ、
やりたいことに取り組む時間も、
考える時間も無くなっていくのだ。

 


物事を追っても、追われてもいない方が
追うことができるチャンスがある。

 

だからまずは
物事に追われる状況から脱出すること。

 

すると自然とやりたいことが見えてくるはずだ。

 

まとめ


・あなたは会社に支配されていることに気づくべき。

・サラリーマンは基本、物事に追われる立場。

・物事を追うとは、
『いかにやりたいこと、ワクワクすることを見つけ、
実際に始められるか』

・物事を追うためには
『自ら動くこと』
『あなた自身の価値を生み出すこと』

・まずは追われる立場から脱すること。

 

いかがだろうか。

 


あなたは会社に支配され、
捧げた膨大な時間の中で
物事に追われる日々を過ごしているのだ。

 

やってもやっても
仕事は降ってくる。

 

毎朝、
「会社に行きたくない」
「もっと寝たい」と思いながら、
『クビ』という恐怖に追われる日々。

 

その恐怖から逃げるために
重い身体にムチを打って
出社する日々はあなたにとって
幸せだろうか。

 


そうでないと思ったなら、
今すぐあなた自身の価値を作るために
やりたいことを見つけ、
行動していくべきだ。

 

あなた自身の価値が形成されるのには
時間がかかる。

 

なぜなら
『信用』が必要になるから。

 

信用を得るためには時間が必要であることは
サラリーマンとして営業を経験している人なら
わかるだろう。

 

信用が得られるまでは
サラリーマンとして
降ってくる面倒な仕事を
こなしながらでも良い。

 


地道に信用を積み上げ、
あなたの価値を高めていこう。

 

そのためにまず動き始めよう。