私が転職でも公務員でもなく、『独立』を目指した理由。

こんにちは。

 

いねだ(@antisalary)です。

 

私が会社を辞めて独立を目指すことを
考えたのが2017年7月中旬のこと。

 

会社を辞めてその先どうするかと考えた時、
いくつか候補があると思う。

 

  • 転職
  • 公務員試験を受ける
  • 独立 など…

 


私は迷わず独立を選んだ。

 


それには確固たる理由があったからだ。

 


あなたは今、会社を辞めたいけど、
辞めた後どうするか悩んでいないだろうか。

 


もしくは、無条件に
転職を考えていないだろうか。

 

今回は、会社を辞めたいと思い、
その先の進路について考えるときに
あなた自身に問いかけてほしいことについて
私の体験談を交えて書いていきたい。

 

あなたがなぜ今の会社を辞めようと思ったかを明確にする

あなたが会社を辞めたいと思うようになったのは
何かしらの理由があるはずだ。

 

  • 仕事がつまらない
  • 営業ノルマがきつい
  • 風土が合わない
  • 上司が嫌い
  • 残業が多い
  • 休日までも時間を奪ってくる

など、人によって様々だと思う。

 

理由は何でも良い。

 

嫌なことを無理に続けたところで
費やした時間に何の価値もない。

 


この、会社を辞めたいと
思うようになった理由を
明確にしてほしいのだ。

 


理由を明確にすることが、
この先の進路を決断する上で
非常に有効な材料となる。

 

私が退職を考えるようになった理由

私の場合、退職を決意した理由が、
実は本業とは別のところにあった。

 

休日に行われた
『地域の祭り』が大きな理由であった。

 

行きたくもない祭りに参加させられ、
『若い』という理由だけで大声で
「わっしょい」と言うことを強要された。

 

私は心からやりたくなかったので
7割くらいの力で「わっしょい」と言っていた。

 

上司からは「声小せえよ」「お前なんかいる価値ない」「ダメ人間」
と罵声を浴びせられ続けられた。

 


この祭りをきっかけに、
「サラリーマンはやりたくない事も本気でやらなきゃいけない世界なんだ」
と確信し、退職を決意するようになったのである。

 

以後、それまではあまり気になっていなかった

  • 休日の社内イベント
  • 業後の会社の飲み会
  • 若手がやらされる雑用

 


全てがつまらないし面倒に感じ、
すっかり労働意欲がなくなってしまったのである。

 

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『転職』したら解決する問題なのか?

先ほど、あなたが会社を辞めたい理由を明確にしてもらった。

 


そして、会社を辞めたい時に
多くの人が考えるのは『転職』『公務員』である。

 

やはり

  • 安定した給料
  • 社会的地位
  • 周囲の目

などを意識すると『転職』や『公務員』が
最も安全な道
だと考えるのだろう。

 

しかし、考えてみてほしい。

 


『転職』『公務員』という道は本当に安全なのだろうか。

 

『転職』はギャンブル

例えば、
『仕事がつまらない』や、
『上司が嫌い』という理由で
転職を決意したとしよう。

 

無事、転職先が決まる、
もしくは公務員試験に合格し、
いざ入社してみると、前の会社よりも
つまらない仕事、嫌な上司に
出くわしてしまった。

さらには前職よりも低賃金。

 

そしてまた転職活動を始める…

 

公務員であれば、
「ここはまだマシなんだ」と考えて
仕方なく留まり続ける。

 

このようになる可能性がある。

 


あなたが今抱える会社での悩みは
転職することで必ずしも
解決することではないのである。

 


実際、転職先に入社するまで
その会社の内部は見えない。

 


転職するということは内部の見えない会社が
今までの悩みを払拭してくれることにかけて
契約を結び、入社するというギャンブルをしていることになる。

 

転職以外の選択肢もあることを知ろう


あなたは退職の後の進路について、
無条件に転職を考えていないだろうか。

 

一昔前は、会社に勤めること以外の
選択肢があまりなかったが、
今の時代、様々な選択肢があることを知ってほしい。

 


中でも、『独立』のハードルは
かつてと比べて非常に低いものとなっている。

 

ネットがこれだけ発達し、

  • ブログ
  • YouTube
  • 株のデイトレ
  • せどり

などなど、
誰でも低コストで独立することが
可能な時代なのである。

 


あなたが今、悩む会社の問題が、
転職することで全て解決するのであれば
構わないが、解決しそうもない人は
ぜひ『独立』という候補も取り入れてほしい。

 

私が転職でも、公務員でもなく、『独立』を考えた理由


私が会社を辞めることを決意した時、
転職や、公務員試験を受けることは
1秒も考えなかった。

 

それは、私が会社を辞めたい理由が明確になっていたからである。

 


理由が明確であり、私が持つ理由から、
転職しても、公務員になっても、
状況は変わらないと判断したからである。

 

具体的には以下の通りだ。

 

①毎日同じ時間に同じ場所に出勤すること自体が嫌だった

毎朝、起きると
「もう少し寝てたい」と思いながらも、
会社に遅刻するとまずいため、
重い体を無理やり持ち上げる。

 

家のドアを開けるときは本当に重く感じ、
自分の体に鞭を打って無理やりドアを開け通勤。

 

毎日同じ電車に乗り、
会社以外の用で行くことはないであろう駅で下車。

 

会社という檻に入るのが嫌だから
できるだけゆっくり歩く。

 


このような、自分の意思に反して
会社に支配され、動かされている
機械のような毎日を生きていることが
本当に嫌であった。

 

②毎日同じ人に会う、人間関係が面倒だった

職場に行くことだけでも辛いものがあるが、
いざ職場に着くと今度は、
好きでもない、もしくは嫌いな上司たちと
会わなければならない。

 

それどころか、
窮屈な社内で隣で仕事をしなければならない。

 

私は一人で黙々と作業をするのが好きだ。

 


だから人が隣にいる時点で
仕事に集中できないし、
常時大きなストレスを抱え続ける日々が辛かった。

 

③徹底的に自分の時間を奪われた


サラリーマンとして働くことは
平日5日間、無条件に最低8時間、
通勤時間も合わせると10時間ほどは会社に捧げていることになる。

 

残業をすればそれ以上になる。

 


さらには私の会社では定期的に
休日に社内イベントが催され、
行きたくないのに行かなければならなかった。

 


会いたくもない人と一緒に仕事をし、
常時人間関係のストレスを抱えながら、
人生のほとんどの時間を過ごすことは
これ以上ない不幸なことだと私は考えた。

 

どこの会社に転職しようと
誰かしら苦手な人間はいるだろう。

 


嫌いな人と毎日会う苦痛を排除したい
という思いを持っていた。


そして、『自分の時間』を生きるためには、
サラリーマンを辞めることだと考えた。

 

④嫌なことも強要されるサラリーマンに嫌気がさした

先ほど述べた『祭り』は決定打となったのだが、
考えてみると、私は昔から、
やりたくない事は殴られたとしてもできない人間であった。

 

大声で「わっしょい」なんて
死んでもやりたくなかった。

 


それでも周囲は奴隷のように
言われたことはどんなことでも
すぐに本気でやっており、
私にはその気持ちが理解できなかった。

 


「サラリーマンには『自分』というものがないのだろうか。」


とさえ思うようになっていった。

 


さらには若手は雑用が多い。

 

重い荷物を運ばされ、
電話を真っ先に取って担当に取り次ぎ、
しまいには虫が出現したら
「お前が素手で取れ」とか言われる。

 

そしてこの先も、
休日を奪われて社員旅行なんか行けば
若手は一発芸をやらされるのだろう。

 


サラリーマン生活にワクワクする要素が
何一つ見出せなかったのである。

 

正直、こんな思いをして
お金をもらっても
全然嬉しくなかった。

 

まとめ:根本的な解決法は『独立』

 

  • 会社を辞めたい理由を明確にすること
  • あなたの会社での悩みは『転職』で解決するのか?
  • 『転職』は安全な選択ではない。
  • 『転職』以外の選択肢を知ろう。

 

 

というのが、
会社を辞めたいと思うあなたに考えて欲しいことである。

 


特に、『独立』という選択が、
かつてと比べ、非常にしやすくなっていることを
ぜひ知って欲しい。

 

 

  • 毎日同じ時間に同じ場所への通勤
  • 面倒な人間関係
  • 徹底的に時間を奪われること
  • 嫌なこともやらなければならないサラリーマンに嫌気がさした

 

 

私が転職でも公務員でもなく、
独立を目指した理由は以上である。

 


サラリーマンが抱える会社での悩みは
『転職』ではなく、『独立』を考えることで
ほとんど解決できる。

 


逆に、『転職』があなたが抱える悩みを
根本的に解決することはないのだ。

 


だから、退職を考えたとき、
無条件に『転職』という考えを
して欲しくない。


あなたが抱える悩みを根本的に解決するためには、
「雇ってもらう」という前提を捨てることだ。

 

最後に

あなたが会社に押しつぶされそうで、
辞めることを考えたとき、
この記事と、私の経験が
少しでも参考になれば幸いである。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。