未経験者が2週間でOCJ-P Silver合格!おすすめの参考書、勉強時間や勉強方法をJava資格が欲しいあなたに伝授!
- 2018.09.17
- 悩み解決
こんにちは。
信用金庫を辞め、某IT企業に転職して1ヶ月が経ちました。
「プログラミングが書けるようになりたい」という浅はかな思いを持ち、未経験でIT業界に飛び込んだわけですが、初めは苦難の連続。
まず、金融業界で働いていた私は、メールを全くと言っていいほど使ってきておらず、メールの書き方から学ぶこととなりました。
まあそんなこともありましたが、最初の1か月でやったことといえば、Javaの資格である、「OCJ-P Silver」の資格を取ることです。
未経験からこの資格を取るまでになかなか苦労したので、今回記事にしようと思いました。
・IT未経験で勉強方法がわからない
・文系出身でも理解できるか不安
・これからJavaの資格を取りたい人
と言った方の参考になればと思います。
私のスペック
・IT未経験、コードどころか、PC周りのことも全くわかっていない状態・前職は金融業界。時代遅れの紙文化であったため、ハンコを押すのは上手いが、メールの送り方もよくわからない
・文系出身で、丸暗記型の勉強は得意
こんな感じです。
今まで丸暗記でどうにかしてきた人生だったので、丸暗記が通用しないプログラミング言語の勉強にはかなり苦労しました。
使用した参考書・問題集
OCJ-P試験を受験する上で使う参考書や問題集は以下の2冊があれば十分です。
①スッキリわかるJava入門 第2版
Javaの勉強する上で、この参考書は定番かと思います。
「Javaってなに?」というような初心者でも非常にわかりやすくまとまられており、この参考書をじっくり読むことで、理解度はかなり深まります。
②徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応
俗に言う『黒本』です。
こちらはOCJ-P試験対策の問題集です。
OCJ-P試験の問題の特徴がうまくまとめられています。
最後には『総仕上げ問題』が2つ用意されており、直前に演習すると良いかと思います。
使い方としては、スッキリわかるJava入門 第2版 で基礎を学ぶこと、そして徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応を解きまくるだけです。
実際に試験を受けてみてわかったのですが、結構な割合で徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応と同じ、もしくは数字や文字列を変えただけの問題が出題されます。
知識として定着していなくても、黒本を全て丸暗記できれば、合格点にも届くと思います。
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勉強方法
私は会社の指示で資格の勉強を始めたため、1から独学というわけではなく、数日間ほどの講義を受けてからの自主学習という流れでした。
最初は座学形式での講義
私が入社した会社は『IT未経験でも入れる会社』ということで、私も含めてプログラムを書いたことも、コードを見たこともない、全く別業界からの転職者がほとんどでした。
そういったこともあり、未経験者に対する教育体制は多少しっかりしていました。
最初はJava環境のセットアップから始まり、OCJ-P Silver試験の出題範囲を一通り座学形式で学習していきました。
この段階では、「Javaには条件分岐や配列、例外といったものが存在するんだな」程度の理解しか出来ず、問題を見てもろくにコードは読めない状態でした。
試験日までひたすら自習
座学講義を終えた後、会社側で用意した練習問題を解き、自分の実力を思い知らされ、担当講師から「このままじゃ受からないよ」と詰めを受け、ここから1日中自習をする日々が始まりました。
①最初はとりあえず問題を解いてみた
私は文系出身ということもあり、プログラミングの勉強の仕方がなかなかつかめないでいました。
というのも、今まで文系科目を丸暗記で勉強してきた私にとって、今回の勉強には丸暗記が通用しなかったのです。
その中で最初に取り組んだのが、『とりあえず問題を解いてみること』でした。
今回の最終的な目標は『Javaが書けるようになる』ことではなく、『試験に合格する』ことなのです。
問題演習を勉強し、これがはまれば最短距離で合格できるんじゃないかと言う浅はかな考えのもとで取り組みました。
しかし何もわかっていない状態で問題を解くと、解説を見ても理解ができないんですよね。
時間を割いている割に知識が定着せず、「これはコスパが悪い」と感じたのでやめました。
②基礎の徹底
ひとまず問題演習は置いておいて、まずは基礎の定着に取り組むようになりました。
スッキリわかるJava入門を1ページ目から読むという地道な学習が始まったのです。
初めは「こんなことしてる時間ないんだけどな」と疑問を持ちつつ取り組んでいたのですが、結果的にこの、基礎を学習した期間が非常に重要だったと感じています。
参考書を1から読み直し、基礎をある程度身につけたことで、後の問題演習やオブジェクトや例外などについて、解説を読むことで理解できるようになっていったのです。
勉強する上で、ただがむしゃらに問題を解くのではなく、一旦自分の勉強方法を見直すことは今回に限らず重要な事です。
③当日まで問題演習
スッキリわかるJava入門を一通り読んで、それからはひたすら問題演習をしました。
徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応を第1章から総まとめ問題まで全て。3周くらいしました。
わからない問題や、少しでもグレーだと感じた問題はチェックし、さらにもう一度解く。
これを当日まで繰り返しました。
勉強時間
基礎の定着を試みたあたりから本格的に勉強したと考えると、だいたい2週間弱ですかね。
最後の1週間は会社帰りにカフェに寄って、閉店するまで勉強しました。
月曜日に試験だったのですが、直前の土日はほぼ1日中勉強しましたね。
自分で思っていた以上に追い詰められていたようです。
結果
67点でした。
65点以上で合格なので、かなりギリギリでの合格です。
手応えはあったのですが、蓋を開けてみればこの体たらく笑
点数はどうあれ、合格ができたのでホッとしました。
試験代28,000円に加え、2時間半にも及ぶ試験をもう一度は受けたくなかったですからね。
実際に試験を受けてみると、徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集[1Z0-808]対応と似た問題や全く同じ問題がわりと多く出題され、それに救われたような感じです。
テストセンターでランダムに出題されている事もあり、あまり見直されていないのかもしれません。
全くオリジナルな問題が出ていたら、合格点に届いていなかったと思います。
OCJ-P Silverに合格したい方に伝えたいこと
基礎は大事!
実際に試験勉強して確実に言えることはこれだけです。
初めは勘で解いていた問題も、基礎を理解することで、「なぜこうなるのか」がわかるようになっていきます。
間違えた問題も解説をみることで理解できるようになります。
基礎に戻って学習することは一見遠回りに感じるかもしれませんが、実は最も近道なのではないかと思っています。
長い目で見てJavaのコードを書くことがあれば、基礎がわからずに書けるものではないですからね。
資格を取るためだけにこの試験を受ける人は少ないでしょうから、1度つまずいたら基礎に戻って学習することを強く勧めます。(特に未経験者は!)
参考書はいくつも手を出さない
試験勉強をしていると思うように成果が出ず、「参考書を変えてみようか」という気持ちがよぎることがあります。
しかし、参考書を下手に変えることは逆効果であると私は考えています。
1つの参考書を読んで、せっかく定着しつつある知識が、他の参考書を読むことによってこんがらがってしまう可能性があるからです。
試験まで時間がなく、身につけた知識も完全には定着していない方も多いかとおもいます。
できるだけ読む本は少なくして、それを完璧にした方が圧倒的に効率的なはずです。
別の参考書に手を出すなら、すでに「合格点は固い」と自信を持って言える状態になってからの方が良いと思います。
初めにも言いましたが、この試験に合格するには先ほど挙げた2冊で十分です。
1つの参考書を信じて最後まで頑張りましょう。
以上、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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