会社に残れば残るほど外が見えなくなる。

会社で長く働き、上に行けば行くほど

労働時間は長くなっていくし、

1つ1つの仕事の責任感が大きくなり、

ストレスも大きくなる。

 

帰宅時間は遅くなる一方で、

自分の時間はますます持てなくなる。

 

自分のことよりも仕事のことを考える時間が

圧倒的に多くなり、

会社に支配、洗脳されてしまうのである。

 

決められた時間に会社に行くことを強いられ、

遅れれば怒られる。

たとえやるべきことを終えたとしても

定時までは残らされ、

その間に他の仕事が回ってきて結局残業したり、

雑用が回ってきて無意味な労働が始まったりするのである。

 
帰って満足に寝ることもできずにまた出社。

 

はっきり言ってサラリーマンは

自分の時間を生きることができていない。

 

そして長く働き、上に行くほど

自分の時間は限られたものとなり、

本当にやりたいことが見えなくなる。

 

売りたくもない商品を売りに営業に行かされ、

どれくらい売ったかという数字のみで

その人の価値を判断する。

 

まさに負の連鎖だ。

 

会社という組織に縛られず、広い視野を持てば

自分の売っている商品より良いものなんて

ごまんとあるし、今の時代会社の商品にこだわらずに

なんでも販売できるのだ。

 

そのようなことを意外と

上の人ほど考えられていない。

 

だから、決断は若い今のうちにするべきだと思う。

嫌なことに耐えて視野を狭めるようなことは

人生において非常に損なことだ。

 

嫌なことに耐えて一定の報酬をもらえるのと、

不安定でいくらももらえないかもしれないけれど

好きなことを続けること。

 

私は後者の方が有意義な人生を送れると思う。

好きな音楽を流したバーを経営するのでもなんでもいい。

 

もし後者で途中で諦めてしまうようなら、

それはあまり好きではなかったということだ。

 

人生におけるムダをなくしていくこと、

時間的、精神的自由を手に入れることができた人が

本当の意味での勝ち組であろう。

 

肩書きなんて自己満足でしかないのだ。

 

学歴や役職などの肩書きにとらわれ、

会社を辞めたいけどそれを許さない自分の

不必要なプライドは捨てよう。

 

少しばかりではあるかもしれないが

社会的束縛から離れることで

希望の光がおのずと見えて来るはず。