会社を辞めたければやめればいい。今から準備をしていこう。

あなたは今の会社に満足しているだろうか。

給料、人間関係、仕事内容、福利厚生など、

判断基準はたくさんあるが、

はっきり言ってそれらにすべて

満足している人はいないだろう。

満足している人がいればそれは幸せ者だ。

 

大半の人は何かしらに不満を感じており、

程度によっては辞めたいと思いながらも

生活のため、家庭のために我慢して働いているのだ。

 

世の中には仕事のできる人、できない人というのが必ずいる。

 

仕事ができる人は

嫌なことにも抵抗を持たず積極的に取り組んだり、

上司に対する気遣いが上手かったり。

一つ一つのことに迷わず取り組んで行くことができる人だ。

仕事ができる人に中には今の環境が楽しくて、

強い不満を感じている人は少ないのかもしれない。

不満を言おうものなら上にバレた時に恐ろしいため

わざわざ言わない方が良いのかもしれない。

 

仕事ができない人というのは、

嫌なことはやらなかったり、

仕事一つ一つに上司の視線を感じ、

集中して物事に取り組めない結果、

ミスが多かったり、

チャレンジしてミスしてしまうことによって

上司に怒られたり、嘲笑されるのを極度に恐れて

何もしないという選択を取ってしまったり。

 

いわゆる社交性不安という症状を抱えていたりする。

 

私は後者の人間であり、社交性不安である。

 

会社の満足度以前にそもそも

毎日会社に行って、毎日同じ人と会って

関わらなければならないこと自体が嫌だし、

間違いを極度に恐れたり、

わからないことを聞いて怒られるのを恐れて

オドオドしてしまう人間である。

 

人前では評価されるのを恐れ

パフォーマンスを発揮することよりも

他人に見られているという雑念が邪魔をして

不自然になってしまうし、

結果的に社内の人からできない奴だと思われて、

日々息苦しい生活を強いられている。

 

そのような人は一定数いると思う。

嫌なことを毎日やらなければならない

会社を辞めたくて仕方ないと思う。

 

嫌なら辞めていいのだ。

 

ただここで重要なのは

確固たる決意を持つことだと思う。

これがないとどうしても会社を辞めることができず

凡人以下の人生を歩むことになる。

 

収入がなくなり追い詰められた状態になると

何かしらの悪あがきを始めると思う。

それで良いのだ。

興味を持ったことをどんどんやっていくべきなのだ。

 

ずっと本や漫画を読んでいても良いと思うし、

ずっとゲームに没頭しても良いと思う。

 

自由な時間を手に入れた時、圧倒的知識を得て

それらもビジネスにできる時代になっているのだ。

 

なんとなく辞めたいと思いながらも働くのは

時間の無駄でしかないし、自分の時間を生きられない中で

ストレスは溜まる一方でうつ病に陥ることもある。

ズルズル引きずれば引きずるほど

残された時間は少なくなり、取り返しがつかなくなる。

 

強い意思がないと、このような末路に陥るのであって、

もっとも損な生き方だと思う。

 

そしてなによりも確固たる決意がないと

辞めた後のことが見えてこない。

 

もう少しマシな会社へ転職…なんて考えていると

大抵同じような結果が待っているはずだ。

 

すると結局サラリーマンとして

嫌なことをやり続ける人生になるのであって、

究極の時間の無駄遣いになる。

 

絶対に会社を辞めるという覚悟を決めること。

その先に自分が本当にやりたいことや、

目指すべき夢や目標が見えてくる。

 

社交性不安を抱えていたとしても

活躍できるフィールドはあるはずだ。

会社の中で悶々としている暇があったら

自分のフィールドを見つけていくべきだ。

 

このご時世であるにも関わらず

サラリーマンとして企業の言いなりになって

将棋の駒のように動かされ続ける人生に

何の疑問も持たない人が多すぎる。

 

特に社交性不安の人は

会社に求められるすべてのことが

うまくいかないからといって悩むと思う。

 

私もそうである。

 

だから誰が作ったかわからないレールに従わず、

自分で道を切り開いていく必要がなおさらあるのだ。

 

人の生き方に正解も不正解もない。

社交性不安に悩むものは

わざわざ苦しい環境に身を投じる必要はない。

「社交性不安を治さなきゃ」と言う気持ちが

さらに社交性不安を加速させてしまうこともある。

 

そんな努力をするよりも

これだけツールが発達している現代においては、

あえてレールから降りて活躍することも可能だ。

周りと同じ土俵に立つことをやめて

得意分野で勝負していこう。

 

最後にもう一度言うが、

嫌なら会社を辞めてしまおう。

強い決意のもとで

自分の力で生きる努力をしよう。