『会社に行きたくない』と思うのは、未来がわかりきっているから。

こんにちは。

 

いねだ(@antisalary)です。

 


あなたは


「明日会社に行くの嫌だな」
「早く金曜日にならないかな」
「休日が終わらないでほしいな」

と、いつものように思っていないだろうか。

 

私は毎日このように思っている。

 


おそらくほとんどの人が、
会社に行くことにワクワクしていないと思うし、
むしろ憂鬱な気分になっていると思う。

 


会社に行くことを考えると、なぜ嫌な気分になるか。

 

私なりに考えてみたので、
書いていきたい。

 

毎日同じ場所で同じように働く姿が想像できてしまうから


・日曜日の夕方あたりから
明日のことを考えると、
休日にもかかわらず憂鬱な気分になる。

 

・電車通勤で、
会社の最寄の駅名を聞くと、
それだけで吐き気がしてくる。

 


こんな経験はないだろうか。

 


実際にはまだ仕事をしていないどころか、
会社に着いてすらいないのにもかかわらず、
すでに精神的苦痛を感じているのである。

 

この原因は、
会社で働く自分の姿が想像できてしまうからだ。

 

日々取り組む業務は多少違うにしろ、
大まかに見れば大体同じである。

 


・自分の座る席、使うパソコン、
関わる人間。


・提出した書類に不備があり、
上司に説教される光景。


・話したくもない上司と必然的に話す光景。

 

全てが同じで、
仕事をしていない時間でも
働いている自分が想像できてしまうのだ。

 

わかりきった未来が待っている。

 

それだけで人の気持ちは晴れないものだ。

 

旅行だってそうだろう。

 

行ったことのある場所に行くのと
初めての場所に行くのとでは
ワクワク度が違うと思う。

 

そして、
事前にネットで調べ尽くしてから行くのと
ほとんど調べずに行くのとを比べたら、
旅行前の期待や、現地に行った時の感動は
大きく変わってくる。

 


どんなに好きなことでも、
わかりきっていることを
延々と続けることは
できないと思う。

 

普段と違う予定があるだけで、漠然とワクワクするのはなぜか

人によって頻度は異なるかもしれないが、
サラリーマン生活をしていく上で、
出張をしたことがある人がほとんどだと思う。

 


出張で行く先のことはよくわからないけど
漠然とワクワクしたり、
毎日通う会社に行かなくて良い開放感を感じないだろうか。

 


私は出張のたびに、
漠然としたワクワク感を覚えるのだ。

 

なぜワクワクするのだろうか。

 

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想像できない未来が待っているから

出張は、様々な場所に行くと思う。

 

行く先々について、
最寄駅くらいは事前に調べるが、
細かいことや行き先の内部については
わからないことの方が多いはず。

 

「◯◯という駅はどんな雰囲気なのだろう」
「建物の中はどんな感じなんだろう」
「ここではどんな人が働いているのだろう」

 

わからないことだらけなので、
当然、想像するしかないのであるが、
その想像が的中することはほとんどない。

 

つまり、
わかり切った変化のない未来よりも、
想像もつかない未来の方が
期待も不安も漠然としているのだ。

 

だから前日に必要以上に考えることもない。

 

最寄の駅名も初めてだから
聞いただけで吐き気を催すこともない。

 

出張先で会う人が、
良い人か、それとも上司以上に嫌な人か、
それもわからない。

 


漠然とした期待や不安を確かめに行くことは
ワクワクするものなのだと思う。

 

毎日同じような日々を過ごしていては、人生が荒んでいく

会社で働くと、準備のような、
毎日決まったルーティンがある。

 

これがまた、
生産性の欠片もない業務であり、
考えるだけで気分が落ち込む。

 

出張に行くと、このようなルーティンがなく、
その分、未知への期待や、
新しい経験に時間を費やすことができ、
それだけ有意義なものとなる。

 


無駄な『会社のための時間』を減らし、
『自分の時間』を過ごせているのだ。

 


「どちらの人生が豊かなのか」と問われれば、
間違いなく後者だと思う。

 


・毎日同じ時間に同じ席に座ること。


・毎日同じ上司の視線を感じて
怯えながら仕事をすること。


・毎日同じロッカー、同じ食堂、同じ会社までの道。

 


全てが想像できてしまう未来を生きていては、
あなたの人生は何も変わらない。

 


表面上は安定しているようだが、
あなたの人生はどんどん荒んでいるのだ。

 

毎日、想像もつかない未来を生きたい


「明日はどんなことが待っているのだろう」

 

これが、全く想像もつかない日々を過ごしたい。

 


・明日も嫌いな上司に挨拶
・始業前のいつもと同じ準備
・ひっきりなしに鳴る電話の取り継ぎ
・帰る前に書く日報

 


こんなわかりきった未来、
そして全くワクワクしない未来を生きたくない。

 


『いかに想像できる未来のことをなくしていけるか』

 


これが、人生を豊かにできるかどうかを分けると思う。

最後に

一方で、人間にとって、悩みの根源でもある、
『妄想、想像』は、鍛えることで和らげることもできる。

 

興味を持った方は反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」という本に書いてあることを実践してみると良い。