信用金庫で働く私が予想する将来から考えた、脱サラ計画。

こんにちは。

 

まず最初に1つ披瀝したいことがありまして、私、『銀行員』ではなく、信用金庫で働く『信金マン』なのです。

 

詳しくは別記事で書いてきたいと考えていますが、なぜ銀行員を名乗っていたかというと、『身バレの確率を下げるため』でした。

 

イケハヤさんがブログで書いていた、『サラリーマンのブログは守りに入ってるからつまらない』というのに見事に当てはまっていました。

イケハヤさん記事▷『サラリーマンのブログが超つまらない理由:あるいは資本主義の攻略法。』

 

 

この点に関しては深くおわび申し上げたいと思います。

 

ブログを続けてく上で、姿を全て明かす勢いでこれからは書いていきます。

 


今思えば、銀行員より信金マンの方が競合も少ないと思うので、最初から信金マンを名乗っていればよかったかな。。

 

今回は、私が予測する将来から考えた、私自身の未来の理想像を語っていきたいと思います。

 


・銀行、信用金庫を辞めたい方
・サラリーマン生活に悩んでいる方

 

にとって、少しでも参考になればと思います。

 

なぜ脱サラを目指すか

私が考える未来の日本

①終身雇用制度はいずれ完全崩壊する

ずいぶん前から言われてはいますが、私が働く会社では、上司のほとんどがこのことを考えてもいない様子です。

 

「出世して支店長になりたい」みたいなことを当たり前のように言ってますし、私のような若手にも40年今の会社で勤める前提でものを言ってきます。

 

銀行や信用金庫なんて特に将来的な不安を抱えている業界なのに、上司のほとんどがその現状を認識していないんですよね。

 
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信用金庫のリストラはすぐには進まないと思うが、将来的な経営状況は危険だと思う理由。

 

今の時代、どの会社が生き残って、どの会社が潰れるかなんて予想もつきません。

 

どんな大企業でも倒産というのがあり得る時代なのです。

 


終身雇用どころか、数十年後にあなたの会社が残っているかさえわからないのです。

 

そんな時代の中で、1つの会社にしがみつき、あるゆるものを犠牲にして働くことよりも、多くの会社で幅広い経験、知識を身につけた人間の方が市場価値は高くなるでしょう。

 

少なくとも、『安定』という幻想にとりつかれた、保守的な会社に長期間、籍を置くということは将来的に大きなリスクになり得ると考えています。

 

②AIの台頭による労働の代替

近年よく言われていることですが、『今後10年の間に多くの仕事がAIに代替されるだろう』と予想されています。

 

サラリーマンの多くは、『給料をもらう代わりに嫌なことや無駄なことも我慢してやり、会社のためならプライベートも犠牲にします』的なスタンスで働いています。

 

「お金をもらってるんだからやれ」なんて言われ、なんの生産性もない単純作業やら事務作業のほとんどがまだ人の手によって行われている会社が多くあります。

 

今後、このような単純作業や事務作業のほとんどはAIロボットによって奪われることになるでしょう。

 

そうなれば、「お金をもらっているんだから」という論理は通用しなくなるのです。

 

人間の手によってこなされていた単純作業や事務作業は、AIが代替することで、正確に早く、膨大な量を処理できるようになり、コスト削減にもつながります。

 

そして事務ミスも大幅に減らせることになるでしょう。

 


お金のために我慢してやっていたつまらない仕事はやる必要がなくなり、私たちはその一歩先の仕事、本来やりたかった仕事ができるようになるわけです。

 


そうなった時に、「じゃああなたは何がしたいの?」と聞かれて答えられないような人間にはなりたくないと私は考えています。

 


安定を求めて思考が停止している、年老いたサラリーマンと長く一緒にいればいるほど組織に埋もれて周囲が見えなくなってくるだろう
と察知したため、私は早いうちに動き出そうと考えたのです。

 

③個人で稼ぐ力がより求められるようになる

これからの時代、多くのが仕事がAIに取って代わることが予想され、給与の対価として組織の言いなりになって働くサラリーマンの社会的な価値は下がっていくのではないかと予想します。

 

引き換えに、『個人で稼ぐ力』『個人で何かを生み出す力』を持っていることが価値となっていくことでしょう。

 

そういった中で、『特にこれといった、やりたいことがない人間』は社会から淘汰され、『ただ生きているだけ』状態にもなりうると考えます。

 

上記のことが近い将来当たり前になってくると予想しています。

 


終身雇用制度が崩壊し、単純作業や事務作業の大半がAIに奪われれば、個人で稼ぐ力が求められる世の中になっていきます。

 

そんな世の中で、いざ会社の外に放り出された時、路頭に迷っているようでは目も当てられない状態になるのではないでしょうか。

 


私が最も恐れているのはこれなんです。

 

まだ比較的先進的な人たちだけが上記のようなことを言っている現状ではありますが、いずれこの考え方は当たり前になることでしょう。

 

私はそう確信しているため、『サラリーマンという生き方』から脱却し、『自分がやりたいこと』『好きなこと』を仕事にして稼ぐ力を身に付けたいと考えています。

 

だから20代の今、動き始めるべきだと思っているのです。

 

この時が来てから動き出すのでは遅いのです。

 

私の脱サラ計画

退職

なぜ退職するか

私は金融業界に勤めていますが、実際に働いてみて、退職を考えた理由について話しましょう。

 

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①将来性の無さ

マイナス金利に始まり、収益性の悪化、『フィンテック』『ブロックチェーン』の急成長という時代背景の中で、銀行のビジネスモデルは一気に時代遅れなものと考えられるようになってきました。

 

ようやく人員を削減し、デジタル化を進めたり、業務効率化を図る動きがメガバンクを中心に見られるようになりましたが、根本的に内部の古い価値観はなかなか変わらないと思います。

 

減点主義で、アイデアには乏しく、新しいことには否定的な姿勢。

 

特に資金力の乏しい地銀、信金はこの波に乗ることもできないと思うし、乗ろうともしない様子が見られます。

 


これからの金融市場の主役は、かつての銀行に変わり、ITにシフトしていくのではないでしょうか。

 

ということで、私は金融業界から早いところ脱出し、ITに関わっていくことを決意いたしました。

 

②頭の固い上司が多い

私の職場の方々は皆いい人であり、本気で嫌いな上司はいません。

 

ですが気になることがあって、上司皆、揃いも揃って、会社の古臭い風土に埋もれてしまっているのです。

 

上司に注意されることも論理的で間違ってはいないのですが、その論理が『枠にとらわれた論理』なんです。

 

印鑑や現金、伝票、小切手や契約書等書類の保管の重要性について口うるさく言われ、それらは間違っていません。

 

金融業界には『規程』というものがあって、皆がその規程を忠実に守って業務を行っています。

 

だから、上司の言うことのすべてが『規程という枠にとらわれた発言』になっているのです。

 

そして、会社に長年い続けた上司ほど、視野が狭く、会社の枠にとらわれた考えしかできなくなっていく様子を目の当たりにしてきました。

 

すると、『現状の中でいかに業務を回していくか』という考え以上のことができなくなります。

 

私からすると、

「いや、そもそも紙面の書類自体を減らせば良いのでは?」
「伝票自体をなくしてタブレットとか導入すれば良いのでは?」

と思うわけです。

 

そういった根本的な考え方が会社と合わず、退職を考えるようになりました。

 

また、上司の姿を見て、今の会社で数年働いた後の自分の姿がなんとなく見えたような気がしてしまいました。

 

「組織に埋もれ、枠にとらわれた考えしかできない人間になるのでは」という危機感を持つようになり、「こんな上司みたいになりたくない」と思いました。

 

③体質の古さ

『体質が古い』ということは、融通が利かないことにもつながります。

 

私の現職では、

 


・休憩が取れない
・昼飯が食えない
・有給が取れない
・キャビネットを開けるにも上司の許可がいる
・連絡手段が電話か口頭のみ
・直行直帰不可
・営業スタイルが根性論

 

などなど、とにかく働きにくさとストレスを感じました。

 

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銀行、信用金庫など金融機関は、雪が降ろうが、電車が止まろうが、這ってでも出社を求められます。

 

本質的な仕事になかなか取りかかれず、「他の会社もここまで面倒なのだろうか」という疑問を持つようになり、別業界で働いてみたいと思うようになりました。

 

加えて、営業スタイルが昔から何一つ変わっていないことに恐怖を覚えました。

 


・未だに電話セールスという迷惑行為を強要される
・上司が10年前、20年前の自慢をしてきて、当時から会社のやっていることが何一つ変わらない
・魅力的な商品ではないものにノルマを課され、「取れるまで帰ってくるな」という根性論

 

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休憩なしどころか、昼食も取れない会社で仕事を続けた末路。

 

このような現状の組織の中で何も疑問を持たずに働いている人は、いくら数字が取れていても「バカなんじゃないかな」と感じてしまい、尊敬できる人もいなくなったのです。

 

会社の将来に明るさを見出せなかったこと、私自身、会社の古くささに嫌気がさしたことで、退職を決意いたしました。

 

転職

なぜ脱サラを目指すのに転職するのか

疑問に感じる方もいるかもしれません。

 

『脱サラを目指してるくせに転職?』と。

 


私なりに脱サラする前に1度転職してみようと考えた理由があるのです。

 

「もしかしたら今の会社が異常なのかもしれない」というのを目で確かめたかった


古い会社に入るほど、その会社独自の、よく分からない昔からのしきたりみたいなものがどこでもあるかと思います。

 

特に金融業界の多くは歴史が古く、閉鎖的な業界であるため、その傾向が強いのではないと私は考えています。

 


不思議なことに、生活のほとんどをその会社で過ごしていると、おかしなしきたりや価値観が、当たり前のように感じてくるんですよね。

 


長く働く上司たちは、もはや何も疑問を感じていない様子で、昔の価値観に囚われた人間に成り果てていて、私たちにそれを押し付けてくる。

 


毎日のように納得のいかない価値観を植え付けられそうになり、自分が壊れていくような思いをしている。

 

私はたまたま、会社の同期よりも、大学の同級生やその他外部の知人の方が多く、彼らの話を聞くと、「自分の会社はちょっと異常なんじゃないか」と感じていました。

 


・休憩が取ると怒られる
・飯が食うと怒られる
・有給が1日も取れない

 

このようなことが、普通だとはとても思えませんでした。

 


そう感じてはいるものの、確信には至らない。

 

他の会社の内部のことを知っているわけではないからです。

 


もしかしたらどこの会社も似たようなものかもしれず、そもそも私が社会不適合なだけかもしれないし、私の予想どおり、今の会社が異常なのかもしれない。

 

その答えを、あえて全く別業界に入ることで確かめてみたかったのです。

 

転職してやってみたいこと

私は転職先を考える上で、迷わずIT業界を選びました。

 

ITの知識や技術をつけることで、「将来的に脱サラしても何か自分の力で作り上げられるかもしれない」と考えたんですね。

 

例えば、「こんなアプリがあったらどうだろう」とか、生きていく中でふと、アイデアが浮かぶことってあると思います。

 

ブログも同じで、『こんなことをしてみたい』『こんな風にしてみたい』と思うことがあります。

 

浮かんだアイデアがITの知識や技術を持つことで、形にすることができるかもしれない。

 

そして、IT業界に身を置いていない私からすると、知らないうちにどんどんテクノロジーが進んでいるんですよね。

 

おそらく今すぐ脱サラしたとしても、思いつくアイデアはすでに存在している可能性が高いと思うのです。

 

その、すでに存在しているものに対する理解するのにも時間がかかってしまいそうな気がします。

 


今の会社に居続けることで、どんどん時代に遅れていく恐怖を感じたのです。

 

なので、変化のスピードが速いIT業界に身を置き、先端の技術には常に敏感でありたいという思いもありました。

 


IT業界での経験は、脱サラを試みる上で、少なからず役立つことがあるだろうと考え、脱サラ前のステップとして踏んでおきたいと考えたのです。

 

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脱サラ

なりたい姿

将来的には、『脱サラ』という夢を叶えたいと考えています。

 

では、現時点で『脱サラして何がしたいか』をあげてみたいと思います。

 

①ブログ

『情報発信』する力は、個人で稼ぐ力が求められるようになってくる上で、欠かせない力になると思います。

 


今の時代、これだけSNSが普及し、様々な価値を誰もが手軽にできるのに、『身バレ』がどうとか、気にしている場合ではないと思うのです。

 

どんなに気にしても、SNSを使っている以上、少なからず身バレすることは避けられない時代になっています。

 

「じゃあSNSを使わない」という考えをする方もいるかもしれませんが、それはそれで、今後の時代を生きてくためには大きなリスクになり得るのです。

 

というのも、SNSが使えない人間は、個人の力が求められるであろう時代の中で、『何も価値のない人間』と見なさざるをえなくなる可能性があるからです。

 

『情報発信力』というのは、すぐに身につけられるものではありません。

 

情報発信力こそ、『信用』が物を言うのであり、着実に積み上げていくものであると考えています。

 

信用があれば、お金がなくてもどうにかなります。

 


『信用』は、『お金』よりも大事な資産となってくることでしょう。

 

②投資家

私は学生時代から投資に取り組んでおります。

 


単純に興味があるというのと、根本的に労働することが嫌なので、『他に収入を伸ばす方法はないか』と考えていくつか取り組んだところ、最も収益化が早いのは投資でした。

 

もちろんリスクは伴いますが、お金に限らず、成功を手にするためにはリスクをとっていくことは避けられないことだと考えています。

 

だから私はサラリーマンとして生きる今も積極的にリスクをとってやりたいことに取り組んでおります。

 

投資においては、成功も失敗も全て自己責任です。

 


上司の目を気にしてやりたいことができない会社での労働と比べたら、全ての責任が自分に降りかかってくる投資の方がやる気が出ますし、私に合っていると考えております。

 

昨年の長期休暇の間も、予定がない日はパソコンに張り付いてデイトレをしていました。

 

それくらい、投資をしたくてうずうずしているのです。

 

そして、投資で利益が出せるようになると、株式市場の仕組み自体がなくならない限り、半永久的に自分の力で稼ぐことができるようになります。

 

将来のことはわかりませんが、私は老後に年金でひもじい生活を送ることは避けたいと考えています。

 

だから今から自分の力で稼ぐ手段の一つとして、『投資』は最重要なのではないかと考えているのです。

 

まとめ

以上が私の『脱サラ』計画の概要です。

 


これに加え、今は音楽活動もしています。

 

音楽に関しては、収益にならなくとも、ずっと関わっていきたいと思っています。

 


まずは

 

金融業界のどうでも良いのにやたら細かい規程を覚える時間を無くすこと
転職してプログラミングを覚え、何かしらのWebサービスが作れるくらいの力を身につけること

 

を目標に取り組んでいきたいです。

 

もし『脱サラ』という夢が叶えば、金融、ITの知識を活かしながら投資、ブロガーとして大きな存在になれるよう邁進したいと考えています。

 

というわけで、『私がなぜ会社を辞めたいか』『なぜ転職するのか』『脱サラしてやりたいこと』について書かせていただきました。

 


・サラリーマン生活に悩んでいる方
・会社を辞めたい方

 

にとって、少しでも後押しになればと思います。