あなたは本当に卒業できる?単位が残っている大学4年生が確実に卒業する方法を留年経験者が伝授。
- 2018.01.01
- 大学生の悩み
こんにちは。いねだです。
大学4年の後期。
必要な単位を取り終え、あとは卒業を待つのみの人もいれば、卒論の提出や、期末試験で確実に単位を取得しなければならないことで忙しい人や、不安で仕方がない人も多いのではないだろうか。
取得すべき単位が残っている人は、この科目を落としたら卒業できないという科目がある方は、試験が終わっても、実際に卒業通知が届くまで不安で仕方がないかと思う。
今回は、留年して大学4年生を2度経験した私が、確実に卒業する方法についてお伝えできればと思う。
↓↓私が大学を留年した話はこちら。↓↓
大学4年補正は存在するのか?
大学4年生になると、単位の取得基準が多少緩くなっている説がある。
果たしてこれは本当なのだろうか。
結論から言うと、私は大学4年補正は存在していると思う。
今後役に立たないであろう講義も沢山あるのが大学の講義。
そのうちの1つの科目の単位が取得できず留年し、人の人生を壊そうとすることは、どんなに理不尽な教授であったとしても、なかなかやらない。
私が大学4年の時の話をすると、私は卒業が危ういながらも周りに合わせてなんとなく就活をしていた。
だから大学4年の前期はほとんど講義に出席せず、履修していた科目の講義に参加したのは初回と、テスト直前の2回。
テスト直前に出席すると、テスト範囲の話に加え、教授によっては、特に4年生に向けて、今まであまり出席できなかった人に向けた救済措置の説明を始めることがある。
救済措置というのは、大抵何かしらの課題が課される。
私が覚えているのは、ドイツ語のテキストを丸写しすることや、映画を見て、感想文を書くこと。
これらを提出しただけで、単位を取得することができた。
さらに他の科目も、雑に書いたレポートを期末に提出したりして、ほとんど大学に行かずに20単位を取得することができた。
大学4年後期、一歩でも卒業に近づく方法
①授業終わりに教授と交渉
卒業が危ういのであるならば、今までのように受け身であってはいけない。
教授に「私は卒業がかかっている」ということをアピールすることが必要になってくる。
というのも、受講者が多い科目ほど、教授は学生の状況など気にしていないのだ。
このような科目の教授ほど、テストの点数が低ければ落とし、それで留年になろうが知ったことではない。
教授と交渉していれば周囲の学生から「あいつは留年しないために必死だなあ」とか、「あの人留年生なのかな?」とか思われるかもしれない。
しかし卒業をするためには、そんなことを気にしていてはいけない。
卒業してしまえばこっちのもんだし、他の学生とは今後会うことはないだろう。
だから余計なプライドは捨て、毎回のように教授に話しかけるようにすると良い。
すると、教授から特別な優遇を受けたり、アドバイスが受けられたりすることがある。
例えば、私は経済学科だったことから、『線形代数学』という科目の単位を取得しなければならなかったのであるが、私はこれを留年するまで取得することができなかった。
そしてその教授もまた変わった人で、留年していようが、容赦なく落としてきそうな人で、実際、私は3回くらい履修して留年するまでは線形代数学の単位を落とし続けていた。
そこで私が実践したのは、教授との距離を縮めること。
初回の講義で教授に自分が留年生であることを伝えたり、この単位が取れなければ卒業ができないということを伝えたりした。
すると教授は、「じゃあ講義は1度も休まず出席しろ。そうすれば単位をやる」と。
そして毎回出席するたびに教授からアドバイスを受けるようになった。
「次回小テストがあるからあんたは1問でも解けるようにしといて。ちなみにここプリントから出題するから。」
「期末テストはこのプリントから出題するからよろしく。半分できたら単位をあげよう。」
そして試験終了時、教授は私の回答用紙を見て、
「大丈夫そうだね。単位はあげるよ。A,B,Cの評価、どれがいい?」
と、100%単位取得を約束されたわけではなかったが、このおかげで、私は最後に春休みの気持ちはかなり楽になったのを覚えている。
このように、教授に対して単位がどうしても必要だというアピールをすると、結果は変わってくるかと思うし、毎週出席するモチベーションも高まるのでオススメ。
②真面目に出席、試験勉強をする
これができれば苦労しませんね。
ただ、大学4年生の後期段階で卒業に不安を感じている方にとって、そう簡単なことではない。
私の場合、大学で所属していた軽音楽サークルが、学年が上がるにつれて忙しくなるサークルであった。
大学の講義と練習やライブが重なることなんて茶飯事であり、それを見越した上でちゃんと出席できるかどうかを履修登録時に決めていたものだ。
それでもイレギュラーな誘いがあると講義をサボって出かけたり、たまたま寝坊して講義を欠席してしまうこともあり、結局私は4年の後期、ほとんど講義に出席できず、1年留年する羽目になった。
楽しいことを見つけることができる人ほど、大学の講義に90分を奪われることを嫌い、サボりやすい傾向にあると思う。
決して悪いことではない。むしろ良いことだと思う。
しかし、あなたが本当に卒業したいなら、留年して後悔したくないなら、『今のあなたにとって何が一番大事か』を考えて行動するようにしよう。
『今のあなたにとって、何が一番重要かを考えて行動する』という考えについては、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』という本が詳しい。
③友人と協力する
大学での単位を取得するためには『真面目に出席、勉強する』ことももちろん大事である。
しかしそれ以上に、『いかに友人と協力できるか』が重要になってくる。
一人で毎週出席し、真面目に勉強していたとしても、時には講義中、眠くなったり、体調が悪くて講義を欠席してしまうこともあるだろう。
そうした時に、同じ科目を履修している友人がいないと、たまたま寝ていた時や、欠席していた時に、レポート提出の話があったとか、小テストの出題範囲の話があったとか、そういった情報をキャッチできない可能性がある。
同じ科目を履修している友人がいれば、その都度情報を共有することができ、時にはサボっても効率的に単位を取得することができる。
私はとある科目で5人で1つの講義の情報共有をしていた。
誰かしら1人が出席し、課題提出の話があれば、LINEで共有し、提出日だけ全員が出席する形で、全員が単位を取得することができた。
このように、努力を最小限にする工夫をしないと、どこかでモチベーションが落ち、大事な4年後期にもかかわらず、最後まで単位をとれるか不安な日々を過ごすこととなる。
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まとめ:最後まで粘ろう
いかがだろうか。
大学4年補正は確かに存在していると思う。
だから、残り単位数が多くても諦めずに、
・講義終わりに教授と交渉・真面目に出席、試験勉強をする
・友人と協力する
以上のことを実践してほしい。
多くの人が経験するであろう大学4年、最後の期末テストの時期がやってくる。
もしテスト直前までサボり気味だった人は、出席に関してはもう変える事はできない。
その中でできる事は、『教授と交渉』『友人と協力』することだ。
ほとんど出席しなかった科目も、テスト直前の講義に参加し、教授と交渉しよう。
そして、とりあえず試験を受けてみよう。
これらを行うだけで、単位の取得数は大きく変わってくると思う。
志望企業に内定をもらい、留年して後悔したくないなら、今まで持っていた余計なプライドを捨てて、以上のことを実践してみると良い。
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