「ブログで稼ごう」と思っている人に、1ヶ月ブログを書き続けた私が物申す。

会社に行く日々に嫌気がさした時、
「脱サラして独立しようか」と
思う人は多いだろう。

 

  
昔と比べて、独立のハードルは
圧倒的に低くなっている。

 

とういうのも、ネットの普及により、
コストをかけずに独立することが可能に
なったからである。

 

昔は独立するなら
店を開業するとか、
会社を立ち上げるとか、
始める前に膨大なコストが
かかっていたかと思う。

 

しかし、今ではほとんど
コストをかけずにスタートラインに
立つことが可能になった。

 

低コストで始められる
独立の手段として代表的なのは
ブログだと思う。

 

ブログで好きなことを好きな時に書いて
サラリーマンの月収を上回ったら、
そんなに楽なことはないですもんね。

 

それに加えてローリスク。

 

失敗したり、うまくいきそうになければ
すぐにやめられる。

 

店を持ったら借金が残ってしまうこともあるが、
そういった可能性は無いに等しい。

 

こういったことから
誰でもリスクを取らずに始められるブログは、
当然多くの人が始めようとする。

 

そのことについて、私もまだペーペーではあるが、
1ヶ月書き続けて思ったことを申し上げたい。

 

結論から言うと、

 


「ローリスクハイリターンで稼ぎたい」とか
「脱サラしたい」という気持ちだけでは
書き続けるのは困難だと思う。

 

なぜそう思ったか。

 

1ヶ月書き続けて思った事を
書いていきたい。

 

日に日にどんな記事を書こうか
悩むようになる。

サラリーマンをやっていると
毎日会社に行って帰って来るだけの生活であり、
とりわけ記事にできそうな事が
何も起こらなかったり、
毎日同じ気持ちで家に帰って、
新しい記事など思いつかないのだ。

 

初めは好きな事を書いていても
おそらくどこかでネタが尽きる。

 

私は1ヶ月でも思うように
書けない日はままあった。

 

ネタが思いつかず、
記事の更新が滞りがちになり、
ブログを早々にやめてしまう人は多いと思う。

 

デザインとか文字の装飾に
割と手間がかかる。

デザインは大事である。

 

私自身、1ヶ月経って
まだ出来上がっていないのだが、
ブログのデザインそのものを変えたり、
画像を探したり、
目立たせたいところに色をつけたり
大きくしたりする事に
結構時間がかかる。

 

初心者だとなおさら
手間に感じてしまう。

 

しかし
稼ぎたいならここで妥協してはいけない。

 

何度も見直して
修正していく必要がある。

 

私は今、時間が持てていなくて
あまり出来ていないが。

 

デザインや文字の装飾は
稼ぎとは直結しない部分もある。

 

だから「稼ぎたい」という気持ちだけでは、
手を抜きがちなのである。

 

しかし本格的にやろうと考えたら
必ず必要になってくる。

 

「楽をしたい」という気持ちがあると
良いブログは書けない。

 

競合の多さ

ブログやアフィリエイトの市場は
非常に大きなものとなり、
経験と知識が豊富な
優秀なブロガーがたくさんいる。

 

自分が書こうとしている
好きなことなんて大抵書かれているし、
自分を凌駕する知識を持っていて、
有益な情報を提供する人はたくさんいる。

 

そして長年ブログを書き続けている人って
読みやすさが圧倒的に違う。

 

文才もあるのかもしれないが、
経験によるところが大きいと思う。

 

文字の装飾、改行のタイミング、
タイトルのつけ方、画像の載せ方など、
本当に適切で無駄がないように感じる。

 

そういった人がたくさんいる中、
単純に「脱サラして稼ぎたい」とか
「好きな事を書いて稼ぎたい」
という気持ちだけでは
オリジナルな記事を更新し続けるのは難しいし、
そう長く続くものではない。

 

あなたは好きなことに関して
誰にも負けない自信があるか。

“毎日1000〜2000字書き続けても
ネタは尽きないか。”

 

“あなたはそもそも書くことは好きか。”

 

今回のブログで主張したいことは、
1ヶ月やってみた結果、続けることは
意外と難しいということ。

 

読まれやすいブログとしては、
テーマが絞られており、
ターゲットが明確なほど良い。

 

だから好きなテーマに絞って、
書きたいことを書けば良いのだけれども、
おそらくそれだけではネタが尽きてくる。

 

もしくは同じような内容のブログを書いてしまう。

 

しまいには「今日書くことないや…」
書くことをやめてしまうという人は多い。

 

また、初めのうちはかなりの確率で
読者なんていない。

 

自分しか見ていない日だってザラにある。

 

要は、1000字、2000字と書いたところで
誰も見ていない、誰にも情報を与えられていない、
「書くだけムダ」な記事を書き続けなければならない。

 

それでも書き続けられるくらい、
あなたは書くことは好きか。

 

記事の投稿に苦労しても、
もしくは何もしなくても、
何一つ変化はない。

 

だったら「何もしない」という楽な方を
選択すると思う、人間というのは。

 

ブログで稼ぎたいなら、
躊躇せず、一旦やってみると良い。

 

「面倒くささ」を少しでも感じてしまったならば、
おそらく長く続けるのは難しい。

 

私が考える「好きなこと」の定義

「好きなこと」というのは、
意識しなくとも身体が勝手に
やってしまうこと
である。

 

儲からないしむしろ赤字だけど
やめようとは思わないことである。

 

これが「やらなきゃ」とか「面倒くさい」
と思うようになってしまえば、それは
会社に行くことと同じである。

 

重たい体を持ち上げて
仕方なくブログを書くようになってしまえば
それは長くは続かない。

 

誰も見てないけど書き続けられる自信があるなら、
誰も見てないけど書くことが楽しいのなら、
あなたは書くことが好きなのだと思う。

 

諦めずブログを更新し続けて欲しい。

 

現時点で私のブログを見てくださる人は
ごく少数なのだけれども、
私は幸運なことに、
ブログを書くことを楽しんでいる。

 

友人に飲みに誘われても
断ってしまうくらい
ブログを書きたいのだ。

 

しかし、
アクセスがほぼゼロの日があったりするので、
落ち込むことはたまにある。

 

それでも毎日、
帰って真っ先にブログを書き始めるし、
毎日ブログを書くことにワクワクしている。

 

「好きなこと」ならば、
稼ぎとか結果に関係なく
没頭できるのだ。

  

それが継続の源だと思う。

 

最後に

私自身もそう思っていたのだが、
1ヶ月書き続けてみて、
ブログは「好きなこと」だけ自己満足で書いても
うまくいくものではないと感じたし、
いずれ書くことがなくなると思った。

 

私自身の課題でもあるが、
読み手の気持ちを考えて
読みやすい記事を心がけたり、
読者に有益な情報を提供することが
必要になるし、それができれば、
「自分が好きなこと+α」として
オリジナルな記事が書けてくるのだと思う。

 

単純に「書くことが好き」であれば、
自然と手が動き、様々な記事を
書くことができるだろう。

 

ブログを長く続けていくためには
まず、「書くこと」にハマれるかどうか。

 

ハマれなかったら
1ヶ月もブログを続けるのが
難しいかもしれない。