銀行・信用金庫で働いてる人は転職先で苦労すると思う理由。

こんにちは。

 

最近、政府からの外出自粛要請もあり、様々な企業で「働き方」が見直されてきている頃かと思います。

 

テレワークに始まり、ビジネスチャットツールやWeb会議システムの導入などを進めた企業が多いのではないでしょうか。

 

前々から言われていたことではありますが、昨今の騒ぎにより、わざわざ同じ時間に出社して、社員が同じ場所に集まることや、必要以上に対面で人と話すことは1つのリスクとなり、これからの働き方として、新たな時代がやってくることを予感させています。

 

その中で私が気になっているのは、自分自身、以前勤めていた金融業界。

 

この業界はいつまでも体質が古く、昭和時代のツールとも言える固定電話であったり、「物事は対面や口頭で伝えるものだ」と言わんばかりの価値観をいつまでも大事にされています。

 

これを機に、さすがに前職の上司たちも「無意味な価値観に縛られていた」と気付いた頃でしょうか。

 

ここまで来て、もしまだ気付いてなかったら、本当に彼らの将来が心配ですが。。

 

私は、「2020年以降、新卒で銀行・信用金庫に就職するのは危険である」ことを皆さんに伝えたいです。

 

今回は銀行や信用金庫に就職すると後々苦労する理由について書いていきたいと思います。

 

銀行・信用金庫で働いてる人は転職先で苦労すると思う理由

メールが使えない

現役の銀行員に、「Outlookの存在を知っているか」と聞いたら、「なにそれ?」と返ってくる可能性、結構高いんじゃないかなと思っております。

 

私が勤めていた信用金庫もそうでしたが、金融機関で仕事をする場合、メールを使うことはほぼないです。

 

聞いたことのある話だと、出向してきた某銀行の支店長が、メールもろくに出来ないだとか、「閉じたファイルがどっか行っちゃった」とかやってる体たらくなのに、給料だけ異常に高い、というような有様のようです。

 

そしてメールに限らず、銀行員はそもそもパソコンをろくに使えないと思います。

 

私が働いていた信用金庫でも、エクセルは文字打ち程度でしか使ってなかったですし、Excel関数を使える人もほぼいないと思います。

 

転職してから気づいた部分では、金融機関は現物の書類は厳重に管理されていましたが、PCのファイルサーバは会社のものとは思えないくらいぐちゃぐちゃだった記憶があります。

 

これだけテレワーク関連の話題が盛り上がっておりますが、銀行はもちろんテレワークなんてしないでしょうし、「Zoom」のようなWeb会議システムや「Teams」などのビジネスチャットツールなんて使うこともないでしょう。

 

このような、他の業界であれば当たり前にやってるようなことが、銀行や信用金庫で働いていると、いい歳になってもできないどころか知らなかったりするので、転職した時には苦労すると言うか、少なからず恥をかくことになる人が多いと思います。

 

書類の管理が紙中心

銀行や信用金庫は令和の時代に入ってもなお、未だに紙にハンコを押す文化が根強く残っています。

 

現物管理がしっかりしている点は認めても良いですが、クラウドやサーバで管理するのと比べて、バックアップ等が取れない現物はどう考えても紛失のリスクが高いのに、私が働いていた頃は全く変わる気配がありませんでした。

 

例えば稟議書なんか、PCで打ち込んでシステム上に保存されているのに、何故かそれを印刷して上の人にハンコを押してもらわなければならない。

 

そしてその紙が何年も何年も金庫室やらどこかで眠り続けているのです。

 

また、私が働いていた信用金庫では、出勤簿がハンコでした。

 

最近では、人との接触が1つのリスクとなりましたが、今後も無意味な接触は避けられていく時代に変わっていくと思います。

 

このように変化していく時代の中で、出勤状況をハンコや手書きの紙で管理しているがためにテレワークができないというのは、まさに時代遅れですし、「絶滅されるべき悪しき風習」であることは間違いないです。

 

もし出勤簿がハンコの方がいらっしゃれば、転職してから出会ったり、友人と話すときのネタになるので使ってみてください。

 

高確率で笑われます。

 

業務外でも無意味なしきたりが多い

金融業界は基本的に体育会系であり、上下関係が厳しいです。

 

尊敬に値する人物なのか分からないけど、年次や役職が上の人には過剰な気遣いをしなければなりません。

 

例えば飲み会。

 

若手社員は常に周囲に気を配りつつ、上司の飲み物が少なくなれば、

 

「次は何飲まれます?」

 

といち早く確認しなければならないし、3年目くらいの方が先に雑用をやろうとするなら、2年目の方が

 

「自分やりますよ」

 

と作業を止め、次に新人が

 

「いや、自分やるんで大丈夫ですよ」

 

「どうぞどうぞ」

 

と、ダチョウ倶楽部みたいなことをやるのが当たり前になっていたりします。

 

逆にそれをやらないと上司から、

 

「こういうのは1年目のお前がやんなきゃダメだろ」

 

と怒られます。

 

この辺りのスキルは必ずしも無駄では無いと思いますが、常にやるべき作法では無いと思いますし、私自身、転職してから1度もこのような場面に出くわしことがありません。

 

むしろ、合理的に生きていくことが求められていくこれからの時代においては、はっきり言って無駄だと思いますが、金融業界で働くと、

 

「これは常識だ」

 

と押し付けられ、ダチョウ倶楽部ごっこを何年もやらされる羽目になります。

 

このように、とりわけ意味はないけど昔から続くしきたりが根強く残っていることが多いのですが、会社から一歩外に出てしまうと、何の役にも立たなかったりします。

 

銀行や信用金庫に就職すると完全に時代遅れな働き方になって、今後困ります

いかがでしょうか。

 

銀行や信用金庫に就職すると、

 


・PCが使えない
・メールができない
・Excelが使えない
・テレワークができない
・Web会議やビジネスチャットを使おうとしない(おそらく)

というようなサラリーマンになっていくのがオチであり、歳を取れば取るほど、転職した際には様々な点で恥ずかしい思いをすることが多いと予想します。

 

営業や接客、パワハラなどのメンタル的な面については鍛えられるかと思いますが、実務的な面では、銀行で学んだスキルなんてほとんど役に立ちません。

 

むしろかなりの速さで変化していく時代についていけず、失うものの方が多いと思います。

 

私が伝えたいことは、

 

「2020年以降、令和の時代に銀行や信用金庫に就職するのは危険」
「銀行・信用金庫を辞めるなら今。遅ければ遅いほど恥をかくことになる」

 

以上です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。