銀行の時代遅れな連絡手段、電話と郵便。

こんにちは。

 

いねだ(@antisalary)です。

 

仕事を始めて、強く感じたのは
『電話』というツールのタチの悪さ。

 

自分が何かをやっているときに
電話がかかってくると本当に腹が立つ。

 

しかし相手はこちらの状況など知ったことではなく
平気で電話をかけてくる。

 

銀行はつくづく時代に遅れていると思う。

 

そう思う理由は
主な連絡手段が電話か郵便であり、
メールでさえ社内の連絡くらいで、ほとんど使わないこと。

 

改めて前時代的な体質の古さを感じる。

 

今回は銀行の前時代的な主な連絡手段である
『電話』と『郵便』について書きたい。

 

合わせて読みたい→『(就活生に知ってほしい、銀行の前時代ツール、固定電話。)〜新入社員は電話交換手と同じ仕事を強いられる。〜』

 

前時代ツール①電話

電話ほど有害なツールはない

 

電話というのは相手の時間を
一方的に、しかも強制的に奪うツールである。

 

いちいち電話をかけてくる人は
自分勝手極まりない。

 

確かに時には
今すぐ回答が欲しくて
電話をする必要がある。

 

しかし、そうでない時の方が多く、
手数料を聞いてきたり、
何時まで営業してるか聞いてくる人が
一定数いる。

 

「少しは自分で調べろバカ」
と思ってしまう。

 

こちらも常に時間に追われており、
極力電話に時間を奪われたくないのだ。

 

しかし相手はこちらの状況など知ったこっちゃない。

 


電話は非常に効率が悪いツールである。

 


まず電話したい相手がいるかどうかもわからず電話する。
        ↓
そしてその電話したい相手は外出中であった。
        ↓
じゃあ戻ったらこちらから折り返します。
        ↓
いつ戻ってくるかわからない担当の人にメモを書いて
わかるところに貼っておく。
  

 

      
なんていう無駄な作業が1日に何度も発生する。

 

そもそもそこまで急ぎでない用なら
電話してくるな。メールでも送れ。

 


担当者以外の人までもを巻き込む最悪なツールが電話だ。

 

電話が発明されたのは19世紀のこと。

 

電話が発明されたのは1870年代のことだ。

 

2世紀も前のツールを銀行では未だに
中心的な連絡手段として用いている。

 

おそらくその会社に居続ける人は
周囲にどんどん遅れていることに
気づいていないのである。

 

日本の銀行だけなぜか変わらない。

 

どうやら海外の銀行では
メールでお客様と連絡を取ることが可能なようだ。

 

どうして日本ではいつまでも変わらないのだろうか。

 

身内の最低限の連絡くらいは
いっそLINEでも良いと思う。

 

しかし、身内の最低限の連絡も含め、
銀行ではほぼ全てが電話でのやり取りである。

 

技術はどんどん進化し、変化のスピードも
加速しているにもかかわらず、
銀行はいつまでたっても変わらない。

 

銀行の前時代ツール②郵便

未だに郵便がメインである

 

銀行の連絡手段として主要なもの2つ目。

 

それが郵便である。

 

メールを使わないのだから
郵便になってしまうのは
自然な流れである。

 

もちろん郵便で重要な書類を送るとか、
必要である時はもちろんある。

 

しかし、私の会社では、
投信のレポートとか、
メールで済ませられるようなものも、
いちいち一人一人に郵便で送る。

 


毎日1枚1枚丁寧に紙を折って封筒に入れて、
重さを測って切手を貼るという、
とんでもなくアナログな作業が行われているのだ。

 

このような作業は明らかに
生産性を下げているし、
残業の原因にもなっているはずだ。

 

江戸時代のシステムを未だに主要な手段としている。

 

切手だって起源を遡ると
切手のシステムは江戸時代からあるし、
郵便切手は明治時代から使われている。

 

銀行は当時から何一つ変わっていない。

 

どうして銀行はここまで

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時代に遅れてしまっているのだろうか。

私が考える理由は以下である。

かつて既得権益的な要素があり、殿様商売をしていたから。

 

金融業って簡単に新しい会社が参入してくるものではない。

 

多くある規制、法律を守り、金融機関として登録を受けなければ
業務を行うことはできないのだ。

 

だから、競合はあるものの、
がんじがらめの規制の中、
どこも同じようなことをやっている。

 

そのため、
変化しなくても一定の利益は出たし、
今までは銀行は潰れないとも言われてきた。

 

しかし近年、
ITが金融にまで進出してきたため、
かつてのような既得権益はなくなりつつある。

 


突如このような危機に陥ったが、
変化に対応する力が欠けているため、
このような超アナログ作業が
露呈してきているからだと
私は考える。

 

最後に

 

『電話』と『郵便』。

 

昭和よりもはるか昔から使われているツールを
未だに中心的に使っているのが銀行である。

 

銀行から転職する人は多いが、
エクセルはまともに使えないし、
メールだってあんまり使わないのだから
潰しが利かない職業であることは間違いない。

 

そもそも支店の数もいらなくなってきているし、
実店舗のないネット銀行も成長してきている。

 

そして仮想通貨も成長中である。

 


様々な外的要因が生まれた現代において、
いつまでもアナログなことをやっている
変化に乏しい銀行は、
将来的に価値がなくなっていくのではないだろうか。

 

今のままでは決して明るい将来はない。