定年まで会社に勤める人生が危険な理由

こんにちは。

 

いねだ(@antisalary)です。

 
医療の発達もあり、
平均寿命はどんどん高まっている。

 

我々の世代が年をとる頃には
100歳を超えているかもしれない。

 

最近では定年を65歳、70歳と引き上げる
企業が出てきたり、公務員も
65歳に引き上げるとのことである。

 

また、年金受給年齢を
引き上げる動きも見られる。

 

サラリーマンとして働く
多くの人は定年まで会社で勤めて、
退職後は退職金と年金で暮らすことを
考えているはずだ。

 

そこで、1つ伝えたいことがある。

 

特に平成生まれの人にとって、
その思考は危険だと思う。

 

今回は定年までサラリーマンとして
勤めることの危険性について書きたい。

 

あわせて読みたい▷『あなたの仕事はAIに奪われる!困らないために今からやっておくべきこと。』

 

「定年まで勤めること前提」が危険な理由

 

①定年は徐々に引き上げられ、あと60年、70年と勤め続けなければならなくなる。

 

仮に平均寿命が100歳を超えて
定年が60歳、65歳のままだったとすると、
年金支給の期間は長くなり、
若い人の負担は大きくなる。

 

そもそも我々の世代は少子化の影響もあり、
年金がちゃんともらえるか分からない
と言われている世代だ。

 

我々は今、団塊の世代のために
多くの年金を払っているが、
我々が年金を受給する歳になった時、
少子化によって年金を賄えないのではないか
と言われているのである。

 

平均寿命が延びれば延びるほど、
少子化が進めば進むほど、
年金が今のようにもらえる可能性は
低くなるし、それを防ぐためには
定年をさらに引き上げていくしかない。

 

現在は基本的に定年60歳で
年金支給が65歳からである。

 

平均寿命が80代前半といったところ。

 

一人当たりおよそ20年くらいの
年金支給期間がある。

 

少子化がさらに進めば、
我々は20年も支給されないの
かもしれない。

 

そう考えていくと、
もし平均寿命が100歳を越えれば、
定年は80歳、90歳と、
どんどん引き上げていかないと
年金生活なんて不可能である。

 

会社の同期にも
「定年まで働くぞ」という人はいるし、
上司にも「お前も定年まで〜」とか
言われたりすることがあるのだけれども、
我々の世代で定年まで働こうと考えている人は
本当に頭が悪いと思う。

 

なぜなら、

これだけ変化の速い時代に、
我々が定年を迎える時のことなんか
誰にもわからないから。

 

そして少なくとも
今と同じ状況ではないから。

 

未知である遠い先のことを
考えること自体おかしいのだ。

 

先のことはわからないが、
以下の流れは生まれつつある。

 

②ついこの前の平均寿命と同じ期間、会社に勤め続ける可能性がある。

 

おそらく我々の世代が中年になる頃には
「60歳、65歳で定年退職」という
概念はなくなっていると思う。

 

平均寿命が高まれば、
定年が80歳、90歳と引き上げられ、
これから60年、70年と働いて
行くことも考えられる。

 

日本人の平均寿命が70歳を
越え始めたのは1970年頃。

 

つまり、

ついこの前の日本人の
平均寿命もの期間を
会社に捧げることになりうるのである。

 

せっかく平均寿命が延びているのに、
せっかく医療が発達してきているのに、
その時間を会社に捧げてしまうこと。

 

それってとっても損な生き方だと思いませんか?

 

もう一度考え直してみよう。

 

今、毎日会社に行きながら時間を売り、
やりたいことを我慢しながら働いるあなたへ。

 

仮に60年後に退職して、

あなたは60年後に何かやりたいことがあるのですか?

 

それは今やりたいことよりも
大切なことですか?

 

そもそも60年後、どんな世界になっているか
わかるのですか?

 

あなたの会社は存続しているのですか?

 

退職金、年金は必ず支給されるのですか?

 

サラリーマンという働き方を見直す必要性。

 

いくら寿命が延びても
それを労働に捧げてしまっては
なんのメリットもない。

 
寿命の伸びによって
自由な時間を多く使えるように
働き方を考えていくべきだと思う。

 

残念ながらサラリーマンとして
生きていくことを決めてしまえば
平均寿命の延びの恩恵は受けられない。

 

自分で稼ぐ力を求められる時代。

 

もらえるか分からない
年金、退職金に期待するよりも
「自分の力で稼ぐ力」をつけていくことが
自由に生きていくためには求められているし、
「いつまでも稼ぎ続けることができる自分」
作っていくことが賢明ではないだろうか。

 
自分での力で稼ぐ力をつければ、
会社が倒産しても怖くないし、
年金や退職金の心配もする必要はない。

 

なぜなら、
倒産後、定年後も稼ぐことが
可能になるから。

 

会社を信じて地道に働いたけど
ある日倒産して路頭に迷うこと。

 

もらえると思っていた年金がもらえず
何も収入源がなくなること。

 

これらに本気で不安を感じている人は
どれくらいいるだろうか。

 
これだけ現状が変わってきているのに
働き方に対して考え方を変えない人が
多すぎると思う。

 

何が起こるかわからない
将来に期待するよりも
「今やりたいことをやる」方が
リスクは低いと思うし、
後悔もしないはずだ。

 

「サラリーマンとして会社に
人生を捧げることのリスク」

気づいてほしいと私は思う。